2006年より8シーズンにわたり米Showtimeで放送されたサイコ・サスペンスドラマ『デクスター ~警察官は殺人鬼』。主演のマイケル・C・ホールがその続編となる『デクスター:ニュー・ブラッド』を見る前に、ファンに押さえておいて欲しいという、オリジナル版のお気に入りエピソード4話を挙げている。
『デクスター』は、マイアミメトロ警察殺人課で血痕分析官を務めるデクスター・モーガンが警察で入手した情報をもとに、犯罪者をターゲットに夜な夜な殺人を繰り返す...というストーリー。
全10話となる『デクスター:ニュー・ブラッド』では、シリーズのラストから約10年後が舞台となり、デクスターはニューヨーク州北部にある田舎町アイアン・レイクに移り住んでいる。ジミー・リンゼイと名前を変え、連続殺人鬼の本性を隠して平凡な生活を送っているデクスターの元に、彼の殺人本能を駆り立てる犯罪者や、デクスターの正体を疑う人物が現れる―。
マイケル・C・ホールは米Entertainment Weeklyのインタビューに答え、オリジナル版でお気に入りのエピソード4話とその理由について語っている。
シーズン1第1話「正義の殺人者」
「僕がパイロット版の脚本を手にしたとき、"う~ん、これは上手くいくんだろうか?連続殺人犯のドラマ?"って思ったんだ。自分のやっていることを誰かに話しても、"まあ頑張れよ"と言われるだけ。でも、もしかしたらニッチな視聴者を引き付けるかもしれないとは思ったけどね。だから番組が大人気になって、多くの人を魅了したことに少し驚いたよ。パイロット版のおかげで仕事を続けられて、発信する価値があると思う物語を伝えることができたからね」
シーズン1第10話「血の海の少年」
「デクスターが、自分の出自について重要な発見をしたね。それに、血の海になった部屋でうつ伏せになる楽しいシーンをやれたから、何はともあれ、このエピソードが大好きだよ」
シーズン3第10話「禁断の扉」
「ジミー・スミッツが演じるミゲル・プラドとデクスターが、ダウンタウンのビルの屋上で対決するシーズン3のエピソードがすごく気に入っている。ジミーがデクスターに怒鳴っているときに見せた演技が素晴らしくて、強く印象に残っているよ」
シーズン4第12話「宿命」
「シーズン4の最終話は挙げておかないといけないだろう。まだ番組を観ていない人がいるかもしれないし、それ以上は言わないでおくよ。でも、そこに至るまでに全エピソードを視聴することをお勧めしたい。見れば、僕が意味していることがわかるはずだ」
待望の『デクスター:ニュー・ブラッド』は、日本ではHuluにて3月7日(月)より配信スタート。(海外ドラマNAVI)
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マイケル・C・ホール ©NYPW/FAMOUS