【訃報】『LAW&ORDER』ネッド・アイゼンバーグ、65歳で永眠

『LAW&ORDER 』シリーズや『パーソン・オブ・インタレスト』の出演で知られるネッド・アイゼンバーグが、2月27日(日)にニューヨークの自宅で亡くなったことが明らかになった。米Peopleが報じている。

2月28日(月)、ネッドのエージェントであるニコロシ&カンパニーの代理人によって伝えられた。享年65。

生前、胆管がんと眼球黒色腫の2種類のがんと闘っており、妻パトリシアは、PEOPLEに寄せた声明の中で「勇敢に闘った」と述べている。

「ネッドはこのように表現していましたが、彼は二つの非常に珍しい暗殺者、つまり胆管癌と眼球黒色腫に襲われました。2年間、勇敢にも私生活では癌と戦いながら、ショービジネスの仕事を続け、自分と家族のために医療保険に加入できるようにしていたのです」

彼の友人で元マネージャーのクレイグ・ドーフマンは同誌に、「ネッドはこれまで一緒に仕事をした中で最も親切で才能ある俳優の一人だった。居なくなって寂しくなる」と語っている。

ブロンクス生まれのネッドは、ニール・サイモンの『想い出のブライトン・ビーチ』に出演し、演劇界でキャリアをスタート。その後、ブロードウェイで上演された『The Green Bird(原題)』のほか、さまざまな舞台に出演。『LAW&ORDER』シリーズで常連の出演者でもあったネットは、『LAW & ORDER: 性犯罪特捜班』のロジャー・クレスラー役で、1999年から2019年にかけて出演している。大ヒットシリーズでの初期のカメオ出演は、クライン・ロスバーグやジェリー・クレイナートという名前で表記されているものもあるが、フランチャイズ内の別の作品で他のキャラクターを演じたこともあった。

そのほかに『ニュー・アムステルダム』『マーベラス・ミセス・メイゼル』『グッド・ワイフ』『30 ROCK/30ロック』『ホワイトカラー』といった人気シリーズにもゲスト出演。映画では、アカデミー賞受賞作『ミリオンダラー・ベイビー』のサリー・メンドーサ役や、『父親たちの星条旗』のジョー・ローゼンタール役で出演。その他の映画出演作には、『リミットレス』『ラストマン・スタンディング』『ウォント・バック・ダウン -ママたちの学校戦争-』などがある。

ネッドのご冥福を心よりお祈りしたい。(海外ドラマNAVI)

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