大ヒットドラマ『SEX AND THE CITY』の続編となる『AND JUST LIKE THAT... / セックス・アンド・ザ・シティ新章』。リバイバル版にはオリジナル版から数多くのキャストがカムバックしているが、続編の脚本家が戻って来なかったあのキャラクターについて、初めから登場は検討されていなかったと語っている。
『AND JUST LIKE THAT...』とは?
『AND JUST LIKE THAT...』は、30代の時よりもさらに複雑になった50代の日々を送るキャリー(サラ・ジェシカ・パーカー)、ミランダ(シンシア・ニクソン)、シャーロット(クリスティン・デイヴィス)の友情を描く。そして、3人に加え、スタンフォード役のウィリー・ガーソン、ミスター・ビッグ役のクリス・ノース、スティーヴ役のデヴィッド・エイゲンバーグ、ハリー役のエヴァン・ハンドラーといったお馴じみの顔ぶれも復帰している。
しかし、キャリーの婚約者でオリジナル版と映画版第2弾『セックス・アンド・ザ・シティ2』に姿を見せたエイダン・ショウは戻って来ていない。エイダンを演じたジョン・コーベットは、昨年4月、米New York Postのインタビューで、「リバイバル版に出演するよ。複数話にわたって登場するんじゃないかな」と明かしていた。ではなぜ、エイダンはリバイバル版にカムバックしなかったのだろうか?
『AND JUST LIKE THAT...』で製作総指揮&脚本を務めるジュリー・ロッテンバーグは、米TV Lineのインタビューに応じ、「エイダンの復帰は検討されていませんでした」と回答。
そして、ジョンのコメントについても答えている。「それは話題として出てきた一つであり、決してHBOは(ジョンの出演を)認めていませんでした。局のポリシーとしては浮上したセオリーのすべてを認めたり、否定したりし続けることはできないということだと思います。ですが、エイダンの復帰は計画にはありませんでした。私たちはジョンもエイダンも大好きですが、脚本には書かれていなかったんです」
ロッテンバーグは、エイダンの登場が検討されなかった理由には触れなかったが、『セックス・アンド・ザ・シティ2』でキャリーとエイダンの再会が色濃く描かれていたこともあり、『AND JUST LIKE THAT...』で同じ内容を繰り返す必要はないと判断された可能性もありそうだ。
『AND JUST LIKE THAT... / セックス・アンド・ザ・シティ新章』は、U-NEXTにて配信中。(海外ドラマNAVI)
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