今週はOK! 誌10月24日号から。
すっかり秋めいてきたロサンゼルスからお届けする「ゴシップナナメ読み」。今週は、OK! 誌です。
Peopleや Us Weeklyといった優等生なゴシップ誌ばかり読んでいると、ときどき忘れそうになりますが、やっぱりゴシップは"げすな勘ぐり"が基本。久々にOK! 誌を手に取って、わたくし、初心に戻った気分でおります。
表紙から、げすに勘ぐってますねえ~。ライアン・レイノルズがシングルでいるのをいいことに、あたかもサンドラ・ブロックとブレイク・ライブリーがライアンを取り合っているかのような見出しです。しかも本文には関係者談として「サンドラは彼こそが"the One"(本命)だと思っていたんです」。そりゃクーガーなサンドラ(過去にマシュー・マコノヒー、ライアン・ゴズリングと交際歴)ですから、ライアンとの間に何かあってもおかしくないですけれど、"the One"だなんて、勘ぐりを通り越して、もはや妄想の域に入っています。
一方のブレイクについて、OK! 誌は「サンドラの娘でもおかしくない年齢」と紹介。余計なお世話もいいとこです。で、ライアンとブレイクなんですが、映画の撮影でライアンが滞在しているボストンと、ブレイクの住んでいるNYは、特急列車で3時間というアメリカにしては近い距離。お互い行き来して交際を深めているとか。どこまで本気かは分かりませんが、レオさんの後は、ライアンと交際なんて、すっかりブレイクは大物になりましたネ。
こちらはアシュトン・カッチャー浮気騒動の続報。なんでもデミの周囲(娘たち含む)は、すでにアシュトンに愛想をつかしており、デミに別離を勧めているとか。そんな素人でも思いつきそうな本文について語るより、わたくしが注目したのは、左ページのキャンプの写真。浮気発覚後に仲間と一緒にキャンプに出かけたらしいのですが、デミとアシュトンの座り位置が離れすぎていませんか? 普通キャンプファイヤーって、火を囲むように座ると思うのですが...。写真を撮られることを意識してこんな風に座ったのか、それともデミとアシュトンが近寄って座りたくなかったのか...。どのみち、このキャンプファイヤーは、つまんなかったと思います。
またしても重いネタが続いたので、軽~く「このスターたちが意外な親友同士」という記事。
ジェニファー・ガーナーとジェシカ・ビールは、昨年公開された映画『バレンタインデー』で共演して意気投合。以降、ちょくちょく二人で食事している姿が目撃されているそうです。その下はリース・ウィザースプーンとケイト・ウィンスレット。ご近所さんの二人は悪友同士でもあるらしく、「私たちのやってることは、恥ずかしくって口にできないわ」(リース)ですって。いやいや、リース&ケイトの"恥ずかし"談なんて、この二人に比べたらまだまだ序の口に違いない、と思えるのが右端のパメラ・アンダーソンとエリザベス・ハーレイ。もうドレスからして、"恥"レベルが違います。セクシー系美女として北米および英を代表する顔でもありますが、それぞれ40代半ばになり、今や妖艶の域。ますます迫力が増したと思うのはわたくしだけでしょうか。楽しそうに爆笑するエリザベスの横で、うつむくパメラ、何を思ってる?
最後はわがままセレブたち。
マライア・キャリーを筆頭に、レディガガ、Jro.、マドンナ、そしてジャスティン・ティンバーレイク、ブリトニー・スピアーズら、ミュージシャンを中心にわがままなセレブたちが紹介されています。読んでみると、楽屋やホテルにコレを用意してというという"わがまま"っていうより"リクエスト"をOK! 誌が仰々しく書きたてているだけな気がしますね。それでも左端のマライアの記事、"猫ちゃん20連発"にはちょっと笑えました(Photoshopご苦労さん)。記事によれば、ロンドンのクリスマスツリーの点灯イベントに参加したマライア、その際、20匹の白い子猫ちゃんに囲まれたいと"リクエスト"を出して周囲を仰天させたのだそうです。結局、英保健衛生局から許可が下りずに断念。子猫がダメなら、マライアの好きな「ハローキティ」のぬいぐるみでごまかせば良かったのに。それはそれで喜んでもらえたでありましょうね。
なんだかんだで、OK! 誌がお気に入り。じゃ。