宇宙兵士にヴァンパイア! 『スパルタカス』製作者などによる新ドラマ2作品が米Starz局で製作

スパルタカス共和制ローマ時代において奴隷として捕らわれ、剣闘士となったスパルタカスの生き様を描いた歴史アクションドラマ『スパルタカス』。放送局の米Starzは、本作のクリエイターなどが手がける2つのプロジェクトを新たに立ち上げたことを明らかにした。

そのひとつは、『スパルタカス』クリエイターのスティーブン・S・ディナイトによるSFアクションスリラー『Incursion』。敵対エイリアン種族との戦いに身を投じる兵士たちを描く作品で、敵の領域の奥深くへと侵攻してシーズンを重ねるごとに、舞台となる惑星を変える構想を立てているという。

もうひとつは、『バビロン5』のクリエイターであるJ・マイケル・ストラジンスキーほか、ロイ・リー(『ザ・リング』『THE JUON/呪怨』)や、ロブ・タパート(『スパルタカス』)が手がける吸血鬼ドラマ『Vlad Dracula』。こちらは、15世紀ルーマニアのワラキアを治めた領主ヴラド3世にまつわる史実と、同人物がモデルとなった「ドラキュラ伝説」を組み合わせた歴史ドラマになるという。

なお、これまでに2シーズン+ミニシリーズが製作された『スパルタカス』は、アメリカで来年放送されるシーズン3にて終了する。『スパルタカス』の特色でもあった暴力・性描写が、新たな作品でも発揮されるのかどうか気になるところだ。(海外ドラマNAVI)

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