『ウォーキング・デッド』原作コミック第100号が「アメコミ史上最高」の売り上げを記録!

アメリカで人気絶頂のゾンビドラマ『ウォーキング・デッド』。その原作コミック第100号が記録的な売り上げをみせている。

イメージ・コミックス/スカイバウンドが刊行する原作コミック(企画・原作:ロバート・カークマン、作画:チャーリー・アドラード)は、2003年10月付でシリーズがスタート。ゾンビが徘徊する終末世界を継続して描き出すうちに注目を集め、アメコミ界で最も権威のあるアイズナー賞を2010年に受賞している。

記念すべき第100号は7月11日(水)に発売され、38万3612部の売り上げを当日に達成。これは発行元を問わず、コミックブックの初回出荷における史上最高の記録で、『The Darkness』第11号が刊行された1997年以来のことだという。

今回の記録達成に際し、TVドラマ版の製作総指揮者も務める原作者カークマンは、次のように言っている。「『ウォーキング・デッド』はあらゆる意味で、私の予想を上回っています。独立系のコミックが記録的数字を達成したことが、コミック業界において持つ意味は大きいものです。新たな着想を受け入れる読者はどんどん増えており、コミックの将来は今までになく明るいといえるでしょう」。

なお、第100号の刊行にあたっては、カバーバリエーションが13種類も用意された。イメージ・コミックスによれば、初号以降に売り上げを着実に伸ばすのはコミック業界ではきわめて珍しいとのこと。読者層の新規開拓に、TVドラマの成功も寄与しているのは間違いないだろう。(海外ドラマNAVI)

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