【ネタばれ】『ウォーキング・デッド』シーズン3に登場するアノ人は、もともと"出演予定は一回限り"だった!?

ウォーキング・デッドアメリカでは10月14日(日)にシーズン3がスタートする『ウォーキング・デッド』。本作に待望の出演を果たす俳優が、自分の演じるキャラクターについて語った。

(以下はネタばれを含むので注意!)

その俳優とは、高慢ちきな人種差別主義者メルル・ディクソンを演じるマイケル・ルーカー。ダリル(ノーマン・リーダス)の兄でもあるメルルは、生存者たちの間に軋轢を生み出すトラブルメーカーだったが、シーズン1の途中、ゾンビが押し寄せるアトランタ市のビルの屋上で手錠につながれたまま取り残されてしまうことに。その後、どうやら脱出できたことが示唆されており、いよいよシーズン3で再び姿を現すことになった。

Comic Book Movieが行ったインタビューによると、メルルが出演するのはもともと一回限りの予定だったとか。「この役を演じることには因縁があってね。20年前に(シーズン1のショーランナーだった)フランク・ダラボンと仕事をするチャンスがあったんだけど、結局実現しなくて、フランクのために何かできないかなとしばらくの間思っていたんだ。メルルはもともと一回限りの登場ということで始まって、継続して出演する予算はなかった。でも、仕上がりは上々で、演じていてやりがいと栄誉を感じる役になった」

そんなマイケルも、シーズン1の撮影時点ではメルルがどうなったのかは知らされていなかったようだ。「正直言って、さっぱり見当がつかなかったよ。いまでも見極めようとしているところだけどね(笑)」

また、原作コミックには登場しないオリジナルキャラクターだけに、役作りには自負があるとのこと。「このキャラクターは俺独自のものだ。もちろん原作はすごいし、俺自身だって南部の生まれであることを生かして、役柄が自然に出来上がるのに身を任せているだけなんだけどね。こんな素晴らしい題材や共演者やスタッフに恵まれてとても幸運だよ。いままで自分がこなしてきたなかでも、最高の仕事をすることができている」

というわけで、意気揚々と演技に取り組んでいるマイケル。あの憎らしい顔をシーズン3で再び拝めるのが楽しみだ。(海外ドラマNAVI)

Photo:『ウォーキング・デッド』
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