ソニー・ピクチャーズ・アニメーションが、80年代のTVドラマ『Manimal』の映画化を進めていると、米The Hollywood Reporterが報じた。
『Manimal』は、裕福で謎めいた大学教授ジョナサンが主人公。ジョナサンはどんな動物にも変身できる能力を使って、犯罪者と対決するというストーリーだ。映画版は実写とCGを交えた作品になるという。
『Manimal』は1983年にアメリカで放送されたが、わずか8話で放送が打ち切りになったにもかかわらず、ドラマはカルト的な人気を得るようになった。動物に変身して、事件を解決するという設定は、かなり奇抜。視覚効果の技術がまだまだ発展段階だった80年代のテレビで作るのは難しかったのかもしれない。というわけで、映画版は実写とCGを交えた作品になるという。
『Manimal』のクリエイターであるグレン・A・ラーソンは数多くのドラマを手掛けている。70年代に『バトルスター・ギャラクティカ』のオリジナルである『宇宙空母ギャラクティカ』、80年代には『ナイトライダー』の製作総指揮を担当。ラーソンは今回の映画版でもプロデューサーを務める。出演者などは未定だが、どのような映画になるのか楽しみだ。(海外ドラマNAVI)