『ウォーキング・デッド』シーズン3プレミア、1090万人が視聴!ケーブル局の最多記録を更新

ウォーキング・デッド米AMCの大人気ゾンビドラマ『ウォーキング・デッド』待望のシーズン3がアメリカ本国で放送を開始した。10月14日午後9時に放送されたシーズンプレミアは驚異的な視聴者数1090万人を獲得(同日2回分の再放送を含めると1520万人)。シーズン2のプレミアと比較して50パーセントも上昇したことになる。

これに対してAMCのチャーリー・コリアーズ社長は声明で以下のように述べた。「『ウォーキング・デッド』が甚大ならぬ成功を収めることができたのはファンのおかげです。実に多くの人々がAMCを視聴していることは大変に光栄なことです。本作の製作に多大な貢献をし続けている俳優やスタッフに感謝の意を捧げたい」。

米Huffingtonpostによると、シーズン3のプレミアは、シリーズの記録を打ち破る高視聴率をたたき出しただけでなく、その日、同時刻に放送された『グッド・ワイフ』(視聴者数900万人、視聴率1.7パーセント)や『リベンジ』(視聴者数820万人、視聴率2.7パーセント)などの強豪ドラマをうち下したという。

なお、『ウォーキング・デッド』の全視聴者層における視聴者数1090万人のうち、730万人が18~49歳の成人視聴者層であった。AMCによると、この数字はネットワーク局とケーブル局において今年度に放送されたどの番組をも凌ぐ成績であるという。また、全視聴者数においてはベーシック・ケーブルTVでは最多となった。

番組ショーランナー(脚本総指揮)のグレン・マザラいわく、シーズン3はさらに壮絶な展開になるのだとか。「外の世界に放り出された人間たちは、がけっぷちに立たされる。世界全体が地獄に落ち、登場人物たちがそこに閉じ込められている様を表現したい」とマザラは同サイトに語った。シーズン3からも目が離せない。(海外ドラマNAVI)

Photo:『ウォーキング・デッド』
(c)TWD productions LLC Courtesy of AMC.