【ややネタばれ】『ウォーキング・デッド』アンドリュー・リンカーンが、シーズン3で起きたリックの変化について語る

日本でもいよいよ放送がスタートする『ウォーキング・デッド』シーズン3。本作で保安官リックを演じているアンドリュー・リンカーンが、自身の役に起きた変化について語った。

(以下はややネタばれなので注意!)

シーズン3のリックは、これまでだったら決して考えられないような行動をとるようになる。「人間性には変わりはないけれど、冷酷無慈悲なところや決断力という点では、シェーンにだいぶ近づいたと思うんだ」と、プレス向けのカンファレンスコールでアンドリューは衝撃発言をしている。

「妥協を許さない性格がリックの中で徐々に育っていった。ひとつ頭の中においておかなければいけないのは、生存者グループの中でリックは最も孤独な人物だということ。妻との関係においてさえもそうだ」――そのため、リックの人格は決して安定しているとはいえないという。

シーズン1や2ではためらったような大胆な決断も、パブロフの犬のように条件反射的に演じることを心がけたアンドリュー。「そこがリックを演じていて楽しいところだ。道徳のあいまいさは本作の一番面白いところだし、役者としても面白い。世界がここまでひどくなかったらそこまで追い詰められなかっただろうからね」

生存者グループの安全を気にかけるあまり、冷酷非情な決断でさえも即時にくだせるようになってしまったリック。シーズン3は、そんな彼の変化が見どころのひとつとなっているようだ。(海外ドラマNAVI)

Photo:『ウォーキング・デッド』
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