【ややネタばれ】米NBC新ドラマ『Revolution』の製作者が、「電力が使えなくなった理由はシーズン1の終わりまでに明かすかも」と発言

J・J・エイブラムスの新作として、米NBCで放送中の『Revolution』。その設定の根幹となる謎は、案外早く解き明かされるかもしれない。

『Revolution』は、電気などすべてのエネルギーが消滅し、テクノロジーが役に立たなくなった世界で繰り広げられるサバイバル・ミステリー。ヒットメーカーのJ・J・エイブラムスと、『SUPERNATURAL スーパーナチュラル』のクリエイター、エリック・クリプキが製作総指揮を担っている。NBCはこの秋、18-49歳層における週間平均視聴率が、主要ネットワークの最下位から一躍トップに舞い上がったが、それは本作の貢献が大きいと言われている。

(以下はややネタばれなので注意!)

その本作で最も気になる電力消失の理由について、クリプキはプレス向けのカンファレンスコールでこう語った。「電力消失の原因となった現象を僕らは設定している。作中では、夜間の灯火がいっせいに消えていく地球の俯瞰ショットがあるけれど、僕らが取り組んでいるのはまさにその現象だ。いまは脚本家たちのミーティングにかけているところで、シーズン1の終わりまでには秘密を明かそうかとも話している」

さらに、「答えを示すのを長引かせれば長引かせるほど、すごい答えにしなければならないという重圧がのしかかる。正直言って、僕はそんなに頭がよくないんだ」とも。

「電力消失を引き起こしたのは何かという問いに答えてから、それがさらに大きくて恐ろしい謎につながるように設定した。謎の提示がテンポよく進み、ずるずると引っ張らないようにすることが大事だ」と、視聴者にとってうれしい発言をしてくれている。

なお、電力消失の理由を設定するにあたっては、電磁嵐や太陽フレアなど、実際に電力網に大打撃を与える可能性のある自然現象についてリサーチをしたのだとか。とくに太陽の活動は年々活発になっており、今後10年には本当に電力が使えなくなるときがあるかもしれないという。

いずれにせよ、謎を引っ張りすぎると批判を浴びた『LOST』のようにならないことを期待したい。(海外ドラマNAVI)

Photo:J・J・エイブラムス
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