2013年に50周年を迎える『ドクター・フー』の記念番組に、ドクターを演じた歴代の俳優たちが出演するというウワサが流れている。ところが、6代目ドクターを演じた俳優コリン・ベイカーはそれを一部否定した。
1983年から86年にかけてドクターを演じ、現在69歳のコリンは、「私のところにはまだ話がきていないよ。以前のように大成功をおさめている番組だけど、老いぼれは必要ないとBBCは思っているんじゃないかな」と発言。本作が2005年に本作が復活を果たしてからあとの主演俳優、すなわち、現在11代目のドクターを演じているマット・スミス(30歳)、10代目を演じたデヴィッド・テナント(41歳)、9代目のクリストファー・エクルストン(48歳)だけが出演すると思っているそうだ。
なお、過去にドクターを演じた俳優のうち、4代目ドクターのトム・ベイカーは78歳、5代目ドクターのピーター・デイヴィソンは61歳、7代目ドクターのシルヴェスター・マッコイは69歳、8代目ドクターのポール・マッガンは53歳。初代のウィリアム・ハートネル、2代目のパトリック・トラウトン、3代目のジョン・パートウィーはすでに亡くなっている。コリンの言うように、年齢的な理由で出られないのがもし事実なら、ファンとしては寂しい気持ちだろう。
コリン自身、出演したいという気持ちはあるようで、「私たちの復帰を求める嘆願運動をファンが起こしてくれないかな。50周年記念番組にはぜひ出たいから」と言っている。(海外ドラマNAVI)