2日目は、『HAWAII FIVE-0』のスコット・カーンでスタート。
ハワイとの時差(ロサンゼルスより2時間遅い)のためか、冒頭はまだ頭が回らないようで、終わりの時間が近づくと口が滑らかに。本人も「やっと調子が出てきたのにもう終わり?」と名残惜しそうだった。そんなカーンは、アレックス・オロックリンとの共演についてこう語った。「シリーズ開始当初は、お互いエゴを戦わせていたけど、今ではとても親しく、良い友達。うわべだけでなく、真の友情で結ばれたんだ」。彼の次に会見場に現れたオロックリンもカーンとの強い絆を認める。「ぼくとスコットは誕生日がほぼ一緒なんだよ。生まれた時間が数時間しか違わないんだ。だからかもしれないけど、お互い、自分を見ているようなところがある。ドラマの中で兄弟愛で結ばれるけど、ぼくら自身の間柄も同じような関係に変化していったよ」。ちなみにオロックリンは、先月、息子が生まれたばかり。ものすごい睡眠不足のようで、目は真っ赤で、ときおり意味不明なことを口走り、「自分でもよくわかんなくなってきた(笑)」と謝る一幕もあった。
ランチの後は、新作『Beauty and The Beast』のクリスティン・クルックの記者会見。
ニューヨーク市警の女刑事を演じる彼女は、「小さい時から体操や武道をやっていたから、格闘シーンは実は得意だったりするの」と言って、華奢な体で犯罪者との格闘シーンを鮮やかにこなせるワケを話してくれた。
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最終日は新作『Beauty and The Beast』のジェイ・ライアンで始まり、
次に登壇したのは『ブルー・ブラッド』のドニー・ウォールバーグ。ユーモアたっぷりの語り口で、会場を沸かせながら記者会見をこなす彼は、頭の回転の速さと人柄の良さを印象づけた。番組スタート当時からの変化について聞くと、「共演者とは、長時間一緒にいるから、クセが移ったりする。ある日、気づいたらトム・セレックの演技のクセを無意識に自分もしていた。良くないって思ったけど、すぐに『あ、親子の役だからいっか。親のクセが息子に移ってるってことで......』って思い直したんだ(笑)」と打ち明けた。
この後、『Vegas』のクリエイターや大女優メリル・ストリープの娘が主演する新作ドラマ『Emily Owens,M.D.』、そして、『CSI:NY』のゲイリー・シニーズ、『CSI:科学捜査班』のテッド・ダンソンと続き、3日間にわたるジャンケットが終了した。
(取材・文:はせがわいずみ 編集・海外ドラマNAVI編集部)
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『HAWAII FIVE-0』シーズン2 DVDBOX Part2は、パラマウント・ジャパンより2012年12月21日(金)に発売!
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