ベネディクト・カンバーバッチ主演の『パレーズ・エンド』が、4月27日(土)15:00から放送される。
本作は、『恋におちたシェイクスピア』のオスカー受賞脚本家が手がけたドラマ。第一次世界大戦の最中、二人の女性の間で心揺れ動く男の姿を描く。
主人公ホームズに扮したTVドラマ『SHERLOCK(シャーロック)』他、『戦火の馬』『裏切りのサーカス』などのヒット映画に出演し、2013年に公開される『スター・トレック:イントゥ・ダークネス』でも重要な役どころを演じる英国のニュースター、ベネディクト・カンバーバッチ。彼を主演に迎え、英国文学史上に輝くフォード・マドックス・フォードの名作を映像化した秀作を、話題作をどこよりも早く日本初公開するWOWOWプレミアでお届け。英国BBCと米国HBOが共同製作し、2012年8~9月にBBCで放送された。カンバーバッチ演じる主人公クリストファーにはシルヴィアという美しい妻がいるが、彼女は別の男性との不倫へ。一方クリストファーは女性参政権論者ヴァレンタインと出会い、彼女との距離を縮めるが、彼自身、第一次世界大戦の最前線へ...。衣装・セットなど、TVドラマのスケールを超えた美しさで、宿命の三角関係をドラマチックに描いている。
<ストーリー>
1900年代、イギリス。クリストファーは、一度だけ関係を持ったシルヴィアに妊娠を告げられ結婚するが、ほどなくして結婚生活に飽きたシルヴィアは男を作って外国へ逃げてしまう。そんな時、純真な心の持ち主である女性参政権論者ヴァレンタインと出会い彼女に引かれていく。そんな中、シルヴィアがヨリを戻しにクリストファーのもとへ。保守的なクリストファーは離婚もせず、結婚生活を再開させたものの、ほどなくして第一次世界大戦が勃発、クリストファーも戦地に赴くことに。ヴァレンタインの存在に気づいたシルヴィアは夫の心を繋ぎとめようと必死になる。激動の時代の中、それぞれが大きな運命のうねりに巻き込まれていく。
原作:フォード・マドックス・フォード
製作総指揮:ミシェル・バック、ダミアン・ティマー
製作:デヴィッド・パーフィット、セルウィン・ロバーツ
監督:スザンナ・ホワイト
脚本:トム・ストッパード
出演:ベネディクト・カンバーバッチ(クリストファー・ティージェンス役/声:小森創介)
レベッカ・ホール(シルヴィア・ティージェンス役/声:高橋理恵子)
アデレイド・クレメンス(ヴァレンタイン・ワノップ役/声:佐古真弓)
スティーヴン・グレアム(ヴィンセント・マクマスター役/声:根本泰彦)
アンヌ=マリー・ダフ(イーディス・ドゥーシュマン役/声:杉村理加)
<関連番組>
『恋におちたシェイクスピア』 4月13日(土)11:00~
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