『ゴシップガール』のエド・ウェストウィックがマフィア映画の主役に抜擢!

ニューヨークのアッパー・イーストを舞台にセレブな若者たちのライフスタイルをスキャンダラスに描いた人気ドラマ『ゴシップガール』。本作で億万長者の御曹子チャック・バスを演じたエド・ウェストウィックが、マフィア小説を原作とする映画『Bone In The Throat(原題)』の主役を射止めたことがわかった。

ベースとなるのはマンハッタンのイタリアン・レストランを舞台に描いた同名のミステリー小説だ(邦題:「シェフの災難」)。マフィアの叔父を持つ、気のいい料理人トミーが主人公。ひょんなことから叔父の片棒を担がされ、暗黒街の抗争に巻き込まれていく、というストーリー。小説の原作者アンソニー・ボーデインは、ニューヨークの超有名レストラン料理長にしてベストセラー作家。エミー賞に輝くディスカバリー・チャンネルのグルメ番組『世界を喰らう』のパーソナリティでも知られる、マルチなタレントの持ち主だ。料理人の裏側を知り尽くした著者ならではのこだわりが随所に散りばめられた、痛快なミステリー映画となりそうだ。

米Deadlineによれば、映画版は舞台がロンドンのイーストエンドに置き換えられ、エドが主人公の青年を演じるほか、『リベンジ』『ダークナイト・ライジング』のバーン・ゴーマン、『ゲーム・オブ・スローンズ』のリアム・カニンガムが脇を固めるという。

『ゴシップ・ガール』でスノブなセレブになりきったエドが、下町の気さくな料理人をどのように演じるのか、今から楽しみだ。(海外ドラマNAVI)

Photo:エド・ウェストウィック
(c)Thomas Lau/www.HollywoodNewsWire.net