『パーソン・オブ・インタレスト 犯罪予知ユニット』シーズン2の後半で複数のエピソードに出演したサラ・シャヒ(『Lの世界』『リーガルに恋して』)が、アメリカで今年の秋から放送されるシーズン3でレギュラーに昇格することが決まった。
(以下は、シーズン2後半のネタばれを含むので注意!)
ヒットメーカーのJ・J・エイブラムスと、『プレステージ』『ダークナイト』『ダークナイト ライジング』の脚本を手がけたジョナサン・ノーランがタッグを組んで、大ヒットしている本作。"マシン"と呼ばれる監視システムを開発したハロルド・フィンチ(マイケル・エマーソン)と、特殊部隊にも所属していた元CIAエージェントのジョン・リース(ジム・カヴィーゼル)が、街中の監視カメラを駆使して、未来に起きる犯罪を未然に防ぐ。
その本作でサラが演じているのは、テロリストが計画を実行に移す前に抹殺する任務を請け負った政府工作員のサマンサ・ショー。シーズン2第16話で初登場し、これまで計4話に登場している重要キャラクターで、またたく間に人気を集めている。
イラン人とスペイン人のハーフとして生まれたサラは、2005年に『Lの世界』に出演、メキシコ系アメリカ人のDJ・カルメン役で一躍人気女優の仲間入りを果たした。その後、2007年に『Life 真実へのパズル』で主人公の相棒リース刑事を演じ、2011年の『リーガルに恋して』では主人公ケイトの座を射止めている。そんなサラにとって、ジョンに負けず劣らず有能でクールに任務をこなすサマンサの役は、これまでに演じたことのないタイプだったとか。初登場時にThe Hollywood Reporterが行ったインタビューでは、「私の役は今後、複数のエピソードにまたがるお話にかかわると言われたわ。今シーズン(シーズン2)では好きなだけ私を使うそうよ」と、今後の出演について可能性を匂わせていた。
日本でも放送が始まったシーズン2に、サマンサが登場する日は近い。ジョンやハロルドと並び、番組の新たな顔となる彼女にぜひ注目しよう。(海外ドラマNAVI)
Photo:サラ・シャヒ(c)Thomas Lau/www.HollywoodNewsWire.net