『スター・ウォーズ』を自作品でネタにしすぎたので新作映画は門前払い? 『ショーン・オブ・ザ・デッド』の監督が自嘲コメント

『ショーン・オブ・ザ・デッド』(2004年)、『ホットファズ ―俺たちスーパーポリスメン!―』(2007年)の監督・脚本などを手がけ、ギークに大人気のエドガー・ライト。そんな彼だが、『スター・ウォーズ』(以下、SW)の新作映画に自分が関わることはまずありえないだろうと発言した。

この発言が飛び出したのは、英ロンドンで開催されたイベント「MCM London Comic-Con 2013」でのこと。会場ステージで来場者の質問に答えたライトは、SWのプリクエル・トリロジー(エピソード1~3)については、自作品であまりにも辛辣にネタにしてきたので、今後予定されているSWの新作映画に自分が関わる可能性はまずないだろうと話したのだった。

たしかにライト監督は、1999年に手がけたコメディ番組『SPACED ~俺たちルームシェアリング~』で、SWをたびたびネタにしている。とくに、サイモン・ペグ(『スター・トレック:イントゥ・ダークネス』)が演じる主人公ティムは、『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』の出来がひどかったことがトラウマになっているという設定だ。SW新作にはお呼びがかからないだろう、というライトの発言はもっともかもしれない。

とはいえ、ギークに愛される作風は今も健在。今年8月には、冒頭に挙げた2作品と同じく、サイモンやニック・フロスト(『宇宙人ポール』『アタック・ザ・ブロック』)の出演する新作コメディ映画『The World"s End(原題)』が、イギリスで公開される。これからもギークが大いに楽しめる作品を作り続けてほしいものだ。(海外ドラマNAVI)

Photo:エドガー・ライト(c)Manae Nishiyama/www.HollywoodNewsWire.net