『ドクター・フー』で新たなドクターを演じるのは? 英オンラインカジノがオッズを公開

イギリスの超人気番組『ドクター・フー』で11代目ドクターを演じているマット・スミスが、今年のクリスマス特別エピソードを最後に降板することは、すでにお伝えしたとおり。次のドクターを誰が演じるかをめぐって早くも予測合戦が始まるなか、イギリスの最大手オンラインカジノWilliam Hillがオッズを公開した。

それによると、一番オッズが高いのは、『ジャックと天空の巨人』『DOOM ドゥーム』に出演したベン・ダニエルズで、3-1となっている。48歳のベンがもし本当に選ばれたら、2005年の番組リブート以来、最高齢のドクターとなりそうだ。

これに続き、キウェテル・イジョフォー(『2012』『トゥモロー・ワールド』:10-1)、ラッセル・トヴェイ(『ビーイング・ヒューマン』:10-1)、ロリー・キニア(『007 スカイフォール』『007 慰めの報酬』:12-1)、デヴィッド・ヘアウッド(『HOMELAND』:14-1)、そして、『ハリー・ポッター』シリーズのロン・ウィーズリー役で有名なルパート・グリント(16-1)など。また、10代目ドクターを演じたデヴィッド・テナントが再びドクターを演じるオッズも、33-1として挙げられている。

さらに、今回は女性が選ばれるのではないか、とのウワサを受けて、ドクターの旅仲間(コンパニオン)であるローズ・テイラー役を、2005年のリブート直後から2シーズンにわたって演じたビリー・パイパー(16-1)や、シーズン4でコンパニオンを演じたキャサリン・テイト(66-1)も。

このほか、アンドリュー・スコット(『SHERLOCK シャーロック』:20-1)、ベネディクト・カンバーバッチ(『SHERLOCK シャーロック』『スター・トレック イントゥ・ダークネス』:25-1)、コリン・モーガン(『魔術師マーリン』:25-1)、デヴィッド・モリッシー(『ウォーキング・デッド』:25-1)、マーティン・フリーマン(『SHERLOCK シャーロック』『ホビット』シリーズ:28-1)、ロバート・カーライル(『フル・モンティ』『Once Upon a Time』:40-1)、イドリス・エルバ(『刑事ジョン・ルーサー』:50-1)、ジョン・ハート(『エイリアン』『裏切りのサーカス』:50-1)、サイモン・ペグ(『スター・トレック イントゥ・ダークネス』:50-1)、ユアン・マクレガー(『スター・ウォーズ』プリクエル・トリロジー:66-1)、ダニエル・ラドクリフ(『ハリー・ポッター』シリーズ:80-1)といった有名俳優の名前が続く。

さらには、サッカー選手の現役引退を先日発表したデヴィッド・ベッカム(250-1)、音楽プロデューサーのサイモン・コーウェル(250-1)、トム・クルーズ(250-1)も挙がっているが、さすがにオッズは極端に低くなっている。

しかし、どの予測も外れるかもしれない。製作総指揮者スティーヴン・モファットの配役傾向から考えると、意表を突く人選になるのではないか、と指摘する声を、英Guardianは紹介している。これからも、新ドクターの配役については、さまざまな憶測がめぐらされることだろう。(海外ドラマNAVI)

Photo:ドクター2名体制ならアリか? ベネディクト・カンバーバッチとマーティン・フリーマン
(c)Colin Hutton(c)Hartswood Films 2010 John Rogers©Hartswood Films 2010