『Glee』リー・ミシェル、コーリー追悼エピソードの撮影に「癒された」

今年7月に急逝したコーリー・モンテース(フィン役)の死を悼み製作された『Glee/グリー』の追悼エピソード。このエピソードについて、劇中でフィンの恋人レイチェル役を演じ、私生活でも恋人だった共演者のリー・ミシェルが心境を語った。

TV Week Australia誌のインタビューで、リーは「個人的には、コーリーとフィンという大切な人2人を同時に失ったような気持ち」と深い悲しみを吐露。「私たちはコーリーのために、講堂で美しいお別れ会をしたの。何人かのキャストが歌って、集まった人たちが彼を偲んで語ったのよ。そしてフィンのためにも同じことをすべきだと感じたの。だから、(撮影は)私にとってセラピーのようにとても癒されるものだったわ」と語っている。

また、コーリーの死後、わずか数週間で撮影に戻ったことについても触れ、「みんなに聞かれるの。"撮影はつらくない? 仕事復帰はつらい?"ってね。でも実際は、仕事も現実も同じくらいつらいわ。だったら家族としてみんなと集まって、お互いを支え合いながら、この悲しみを乗り越えた方がいいと思ったの」とコメント。心の通じ合った共演者と過ごす時間が支えになっていたことを明かした。

毎朝目が覚めるたびに、"彼と出会えただけで私は幸せだった"と呪文を唱えるかのように自分に言い聞かせていたというリー。しかし、「コーリーほどすばらしい人はいないわ。だから一緒に過ごせた時間を思うと、私はとてもラッキーだったと思う」とも語っており、悲しみだけでなく、共に過ごせた喜びもかみしめているようだ。

コーリー追悼エピソード(シーズン5第3話)は全米で10日(木)に放送されたばかり。日本でも第1話~第3話がFOXにて11月24日(日)に放送予定。(海外ドラマNAVI)

Photo:『Glee』コーリー・モンテース
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