『トゥルーブラッド』アレキサンダー・スカルスガルドがテロリストに! 映画『ザ・イースト』

映画ファンのために多数の作品を送り出してきたFOXサーチライト・ピクチャーズが、2014年に創立20周年を迎える。これを記念し、さらに映画通を刺激するため発足した新たなプロジェクトによる第2弾作品『ザ・イースト』が制作された。

本作は、任務と正義の間で揺れる女性捜査官を描いたエッジ・サスペンス。テロからクライアント企業を守る会社に採用された元FBIエージェントのジェーンは、環境テロリスト集団"イースト"へ潜入することになる。名前を"サラ"と偽り潜入を果たした彼女は、大企業の不正と被害者の悲劇的な実情を知るうちに、彼らの信念に共感を抱くようになる。さらには謎に満ちたカリスマ的リーダーのベンジーに惹かれていき...。

主人公"サラ"を演じるのは、映画『アナザープラネット』に続き本作でも主演・脚本・製作のすべてをこなしている新時代のクリエーター、ブリット・マーリング。そしてベンジー役を演じるのが、『トゥルーブラッド』の"史上最もホットなヴァンパイア"エリック役を演じたアレキサンダー・スカルスガルドだ。アレキサンダーは、エリック役に続き、本作でも謎めいた魅力を発揮しているとのこと。そして"イースト"のメンバー・イジー役には、『JUNO/ジュノ』でアカデミー賞にノミネートされたエレン・ペイジがキャスティングされている。

本作の監督・脚本を手掛けているのは、米Variety紙で2012年の「注目すべきトップ10人の監督」に選ばれたザル・バトンマングリ。監督は本作の前に手がけた、謎のカルト教団に潜入したカップルを描いた映画『Sound of My Voice』(日本未公開)でもブリットとタッグを組んでいる。

1分先すら予測できない怒涛の展開と快いほどに裏切られるラストが待ち受けている超一級のサスペンス。"環境テロリストたちの集団生活"という見慣れない世界が描かれていることにも注目したい。

『ザ・イースト』は2014年1月31日(金)よりTOHOシネマズシャンテ/新宿シネマカリテほか、全国ロードショー。(海外ドラマNAVI)

Photo:『イースト』
(c)2013 TWENTIETH CENTURY FOX
※スカルスガルドの名前は、本作での表記にあわせています。