『スーパーナチュラル（以下：スパナチュ）』はイケメン兄弟が超常現象に立ち向かう人気アクション・ホラーだが、長年続いてきているシリーズということもあり、多くのファンに愛されている数多くの人気キャラクターがゲスト出演している。当サイトでもすでに紹介している前編に引き続き、米TV Guideが発表した"おなじみの人気キャラクターBEST10"の後編を紹介したい。いよいよBEST5の登場となる。
※前編でもお断りしたが、念のため。但し、ディーン（ジェンセン・アクレス）とサム（ジャレッド・パダレッキ）のウィンチェスター兄弟はもちろんのこと、シーズン9でレギュラーに返り咲いた"キャス"ことカスティエル（ミーシャ・コリンズ）は、このランキングからはあえて外している。
第5位 ケヴィン・トラン（オスリック・チョウ）
シーズン7～9で、計13エピソードに登場（現在）。ケヴィンはもともと飛び級をするほど成績優秀な学生だったが、本人の意思に反して"預言者"になってしまった。しかし、その事実を受け入れ、知性や勇気、名誉そして何よりも忠義心というウィンチェスター家に欠かせないものを持っていることを証明してきた。そしてシーズン9では、ついに一族の仲間入りを...!?
ジョン・キューザック主演の映画『2012』やTV映画『カンフー・キングダム』などを含め、様々なドラマ・シリーズや映画に出演しているオスリーだが、本作は出世作と言える。
第4位 チャーリー・ブラッドベリ（フェリシア・デイ）
シーズン7～9で、計4エピソードに登場。ディーンとサムが出会った、若きハッカーの女性。本作は熱心な支持者が多い作品だが、だからこそファンたちをよい意味で代表するようなキャラクターが登場するのは喜ばしいことだ。チャーリーは賢く、情熱的で非常に勇敢な女性。目の前で繰り広げられる冒険に居合わせるだけでなく、楽しんでいる節がある。ディーンに言わせれば「チャーリーは心のどこかでずっと探していた妹」のような存在といえる。
フェリシアは『ユーリカ ～地図にない街～』や『ドールハウス』などドラマ・シリーズを中心に活躍している。
第3位 ボビー・シンガー（ジム・ビーヴァー）
シーズン1～9で、計56エピソードに登場。ディーンとサムを除けば、カスティエルに続き2番目に多く登場しているおなじみの存在。ボビーは外側は荒っぽく見えるが、内面は大きく、優しく、暖かい、ほぼ完璧な人間。親友だったジョン（ディーンとサムの父）亡き後は、父親代わりとなり、2人に深い愛情を注いでいる。さらにはハンターとしての師であり、仲間であり、友人ともいえる2人にとって大きな存在だ。
本作の他にも、ジムは『レボリューション』や、『デクスター ～警察官は殺人鬼』、『ブレイキング・バッド』、『THE MENTALIST メンタリストの捜査ファイル』など多くの人気作にゲスト出演しており、海外ドラマファンにはおなじみの俳優といえる。
第2位 ガブリエル（リチャード・スパイト・Jr.）
シーズン2～5で、計4エピソードに登場。トリックスター、ロキ、ガブリエル－この大天使に対する呼び名は様々なものがあるが、いたずら者としてはジミー・キンメル（アメリカで活躍する司会者でありコメディアン）をしのぐほどの存在。登場したエピソードは少ないが、『スパナチュ』の中でも特に印象的なエピソード（シーズン3第11話"火曜日のデ・ジャヴ"、シーズン5第8話"異次元へのチャンネル"）に出演している。彼の魅力の1つ、コスプレについては言うまでもないだろう。
リチャードは『Life 真実へのパズル』、『ジェリコ ～閉ざされた街～』、『エイリアス』などにも出演している。
第1位 クラウリー（マーク・シェパード）
シーズン5～9で、計29エピソードに登場。カスティエル、ボビーに続いて多くのエピソードに登場しているこちらもおなじみのキャラクター。クラウリーは、シーズン5まで登場していなかったとは思えないほどの存在感を持っている。それまでの二大巨悪、アザゼルとリリスという存在を押さえ込み、シーズン5にルシファーとクラウリーという悪の"ワンツーパンチ"は『スパナチュ』ファンを一気に魅了した。ボビーとの衝撃的なキス・シーンを含め、予想外の行動を見せるクラウリー。悪者でありながら、気高く危険で知性があり、愛さずにはいられないキャラクターといえる。
マークは『ホワイトカラー』の"ダッチマン"ことカーティス・ヘイガン、や『レバレッジ ～詐欺師たちの流儀』のジェームズ・スターリングなど、主人公たちの"フレネミー"的キャラクターを演じることが多い。
『スーパーナチュラル』は米CWにてシーズン9を放送中。日本では海外ドラマ専門チャンネル スーパー！ドラマTVにてシーズン4を12月18日（水）から二カ国語版を毎週月曜～金曜8：00～、字幕版を毎週月曜～金曜深夜4：00～放送予定。（海外ドラマNAVI）
Photo：『スーパーナチュラル』
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