『カリフォルニケーション』来春スタートのシーズン7で打ち切りが決定

愛すべきダメ男、ハンク・ムーディーの波乱に満ちた恋愛劇をユーモラスに描く、米Showtime局の人気シリーズ『カリフォルニケーション』が来春オンエア予定のシーズン7をもって放送終了することがわかった。Showtimeが声明で明らかにした。

番組クリエイターのトム・カピノスは打ち切りを承知した上でシーズン7の製作に臨み、すでにすべての撮影を今年7月30日に済ませているという。

Showtime社長のデヴィッド・ネヴィンズ氏は、声明の中で「『カリフォルニケーション』は我が局を代表するパイオニア的作品でした」と同作を賞賛。さらに「シリーズの陣頭指揮を取り、忘れがたいコメディ作品を作り上げたトム・カピノス、そしてハンク・ムーディーという愛すべき快楽主義者を見事に演じきったデヴィッド・ドゥカヴニーに深い感謝の意を表します」と謝辞を述べた。また、シーズン7について「トムは綿密にファイナルシーズンを計画し、ハンクの旅路に美しい締めくくりを用意してくれました。番組の新旧ファンだれしもが納得できるエンディングです」と述べ、太鼓判を押してみせた。

シーズン7に新たな顔ぶれが登場することは、すでに今年4月に発表されたとおりだ。ハンクにまとわりつく過去の女として、映画『ブギーナイツ』のヘザー・グラハムが久々のTV復帰を果たすほか、『LAW & ORDER』『ザ・ソプラノズ 哀愁のマフィア』のマイケル・インペリオリがTVプロデューサー役で出演。また、『24 -TWENTY FOUR』のクロエこと、メアリー・リン・ライスカブがノイローゼ気味の女性ライター役で登場するなど、個性派の俳優陣が人気シリーズの大団円を盛り上げることになりそうだ。

『カリフォルニケーション』ファイナルシーズンとなるシーズン7は、アメリカShowtimeにて来年4月から12話編成で放送予定。(海外ドラマNAVI)


Photo:『カリフォルニケーション』
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