ダニエル・ラドクリフが主演した異色のブラック・コメディ。新米ドクターとしての若き日の自分と、それを見守る中年の自分という、コミカルかつ奇妙な関係で綴る。
メガヒット映画「ハリー・ポッター」シリーズで主人公ハリー役を演じた人気俳優D・ラドクリフが2012年、TVの連続ドラマに初主演。
物語の舞台はロシア。片田舎の個人病院に赴任となった新米ドクターがラドクリフの役どころ。医学学校を卒業したばかりで経験など全くない彼のもとに、厄介な患者たちが次々とやって来る。そんな苦悩する若きドクターの前に現われたのは中年になった自分(演じるのはエミー賞で4年連続ドラマ・シリーズ作品賞に輝いたTV「MAD MEN マッドメン」主演のJ・ハム)。彼は若き日の自分を導こうとアドバイスをしていくが・・・。
未発達だった1900年代当時の医療事情をリアルに再現しつつ、新米ドクターの苦悩や葛藤をブラックユーモアたっぷりに描く新感覚の医療ドラマ。
見どころは、ハリー役から成長して大人の俳優となったラドクリフの抜群の演技力。作品のシニカルでダークな世界観を作り上げた。原作はウクライナ出身の劇作家ミハイル・ブルガーコフの半自伝的な短編集「モルヒネ」。
<ストーリー>
1934年、モスクワ。NKVD(内務人民委員部)が、あるドクターのオフィスで書類を押収している。その最中にドクターは新米時代の手帳を見つけ、当時の自分を思い出す・・・。
1917年、ロシア革命のさなか、医学学校を卒業し、都会から遠く離れた片田舎の個人病院に赴任してきた若きドクター。経験の無い彼はドクターとしての威厳を保とうと四苦八苦するが、そんな彼の前に中年になった自分が現われ、次々とアドバイスをしていく...。
一方、1934年、ドクターが若かりし日を回想していると、秘密警察が手帳に目をつける。ドクターは不吉な運命を予感するのであった...。
<スタッフ&キャスト>
製作総指揮:ジョン・ハム、ケントン・アレン
脚本:マーク・チャペル、ショーン・パイ、アラン・コナー
監督:アレックス・ハードキャッスル
出演:ダニエル・ラドクリフ (ヤング・ドクター役/声:小野 賢章)
ジョン・ハム (シニア・ドクター役/声:山寺 宏一)
<放送情報>
※番組サイトはこちら
2月8日(土)午後1:00~(全2話)WOWOWプライム[二]
<関連特集>
特集:刮目せよ!ダニエル・ラドクリフの現在
ウーマン・イン・ブラック 亡霊の館 2月8日(土)午後2:45[吹][5.1]
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