日本時間3月3日9:30からスタートした第68回アカデミー賞授賞式。司会のエレン・デジェネレスが笑いとともに進行した約5時間の授賞式は、さきほどすべての部門の受賞を発表し無事終了した。
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作品賞は12年間も奴隷生活を強いられた黒人男性を描いた『それでも夜は明ける』が受賞。
そしてノミネート時から高い評価を受けていたマシュー・マコノヒー(『ダラス・バイヤーズクラブ)が主演男優賞を、そして『ブルージャスミン』のケイト・ブランシェットが主演女優賞を手にした。
一方、サンドラ・ブロック主演の『ゼロ・グラビティ』が監督賞をはじめ7部門で受賞するなど、作品の底力を見せる結果となった。
以下、各部門の結果をお伝えする。
■作品賞
・『それでも夜は明ける』
■監督賞
・アルフォンソ・キュアロン『ゼロ・グラビティ』
■主演男優賞
・マシュー・マコノヒー『ダラス・バイヤーズクラブ』
■主演女優賞
・ケイト・ブランシェット『ブルージャスミン』
■助演男優賞
・ジャレッド・レトー『ダラス・バイヤーズクラブ』
■助演女優賞
・ルピタ・ニョンゴ『それでも夜は明ける』
■外国語映画賞
・『追憶のローマ』製作国:イタリア
■脚本賞
・『her/世界でひとつの彼女』
■脚色賞
・『それでも夜は明ける』
■撮影賞
・『ゼロ・グラビティ』
■編集賞
・『ゼロ・グラビティ』
■美術賞
・『華麗なるギャツビー』
■衣装デザイン賞
・『華麗なるギャツビー』
■メイク・ヘアスタイリング賞
・『ダラス・バイヤーズクラブ』
■作曲賞
・『ゼロ・グラビティ』
■歌曲賞
・"Let It Go~ありのままで~"『アナと雪の女王』
■録音賞
・『ゼロ・グラビティ』
■音響編集賞
・『ゼロ・グラビティ』
■視覚効果賞
・『ゼロ・グラビティ』
■長編アニメ映画賞
・『アナと雪の女王』
■長編ドキュメンタリー賞
・『バックコーラスの歌姫(ディーバ)たち』
■短編ドキュメンタリー賞
・『ザ・レディ・イン・ナンバー6(原題)』
■短編アニメ映画賞
・『ミスター・ハブロット(原題)』
■短編実写映画賞
・『ヘリウム(原題)』
なお、授賞式の模様は、本日21:00からWOWOWプライムにて字幕版で放送される。(海外ドラマNAVI)
Photo:主演男優賞を受賞したマシュー・マコノヒー