プロデューサーが見初めた! 『GRIMM』ミシガン学生が抜擢され女優デビュー

グリム童話をはじめとする世界各地のおとぎ話をモチーフにしたダーク・ファンタジードラマ『GRIMM/グリム』。同作の新キャラクターを演じる役者として、ミシガン大学の脚本家クラスにいた学生がプロデューサーに見初められ、女優デビューすることが明らかになった。

米Entertainment Weeklyによると、その幸運な学生の名はジャクリーン・トボニ(22)。『GRIMM』の製作総指揮を務めるジム・カウフが、ミシガン大学の脚本クラスに話をしに訪れた際、偶然に発掘したという。

カウフがクラスの生徒たちに読み合わせをさせたところ、何人かの生徒が際立っていた。そこで、カウフは自らが製作するドラマ『GRIMM』で、トラブルという名の女性キャラクターが加わることを生徒たちに告げ、オーディションのプロセスを学ぶのに、トラブルの台詞を読んでみたい人は実演してみるよう勧めた。

サンフランシスコの大手劇団アメリカン・コンサバトリー・シアターのユースコースで演劇を学んだというジャクリーン。これまで映画やテレビにプロの役者として出演した経験はなかったものの、彼女の演技にカウフは衝撃を受けたという。

「大学のクラスへTVについて話しに来て、(未来の)スターと出てくることになるとは、予想外の幸運に恵まれた。こんなキャスティング方法はまずないが、この場合は『GRIMM』にぴったりだ。おとぎ話の中のおとぎ話なのだから」と、カウフおよび同行の製作総指揮が明かしている。

ジャクリーンは、「今回のことは、まさに夢がかなった出来事。才能にあふれ、寛大な心で私をこのすばらしいドラマシリーズに一員として受け入れてくれる人々と働くことができて、本当に幸運に思います。『GRIMM』の新キャラクターを演じられることに感激しています」とコメントしている。

プロデューサーが認めた逸材が、ドラマでどんな輝きを見せるのか楽しみだ。(海外ドラマNAVI)


Photo:『GRIMM/グリム』
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