マット・ボマー主演『ホワイトカラー』がシーズン6で終了へ

米USAネットワークの看板番組の一つである人気シリーズ『ホワイトカラー』がフィナーレへ向けて動き出しているようだ。本作のシーズン6への更新が決定し、公式発表はまだではあるものの、これが最後のシーズンになると米Deadlineが報じた。

同サイトによると、最終となるシーズン6は通常の13エピソードよりも少ない全6エピソードの製作となる。放送局のUSAは、本作のストーリーを映画かミニシリーズで締めくくろうとしていたが、一方で製作会社のFOX TVスタジオはフルシーズンの製作を望んでいたという。今回、両者の中間をとったエピソード数で折り合いをつけたと見られている。番組終了への動きは、製作費絡みの理由が大きい模様。ニューヨークでの撮影が多い本作には、かなりの製作費がかかっているという。

『ホワイトカラー』は当初のミッドシーズンの放送からスタート時期がずれ、シーズン5では初めて秋に放送開始となった。視聴率の面では、シーズン5序盤は落ち込んだものの、今年1月のフィナーレでは巻き返し、280万人の視聴者数を獲得。秋の開始当初から22パーセントの上昇を見せた。

今回決まったシーズン6への更新により、クリフハンガーで終わったシーズン5からドラマを無事に締めくることができるようになる。シリーズ終了は寂しいが、最後にどんな幕引きが用意されているのか期待したいところだ。(海外ドラマNAVI)

Photo:『ホワイトカラー』(c)2011 The Firm Television Productions Inc. All rights reserved.