今年の1月にゴールデン・グローブ賞でコメディ/ミュージカル部門の作品賞を獲得した『Brooklyn Nine-Nine』。米FOXはシーズン2の更新決定を発表したものの、3月25日(火)に放送されたシーズン1最終話の視聴率は本作の平均値を下回る結果となったようだ。

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昨年9月、米FOXにてスタートした新作コメディ『Brooklyn~』はNYのブルックリン99分署に務める敏腕刑事ジェイクと、同署に務める個性あふれる仲間たちの活躍を描いた30分のコメディ・シリーズ。ジェイク役を演じる、コメディアンでもあるアンディ・サムバーグがゴールデン・グローブ賞コメディ/ミュージカル部門の主演男優賞を獲得するなど、本作は批評家からの評価も高い。しかし、昨年9月に放送された第1話「Pilot」(視聴率2.50、視聴者数617万人)以降、視聴率は下降し、シーズン1の平均視聴率は1.74、平均視聴者数は398万人になっていた。

そんな中、放送されたシーズン1最終話の視聴率は1.26、視聴者数は259万人と、平均値をさらに下回る結果と、新シーズンに向けふるわない締めくくりとなってしまった。

しかしながら本作が放送されている火曜日21:30~という時間帯は、米CBSの『NCIS:LA ~極秘潜入捜査班』や米CWの『SUPERNATURAL スーパーナチュラル』など人気シリーズとぶつかっていることもあり、このような結果になるのも仕方ない話かも。

すでに製作陣は『Brooklyn Nine-Nine』のシーズン2に取り掛かっているようだ。新シーズンでは批評家の評価にかなう視聴率を期待したいものだ。(海外ドラマNAVI)