『新スタートレック』のウェスリー・クラッシャー役で一躍有名になり、現在もアメリカのギークの代表として、『ビッグバン★セオリー ギークなボクらの恋愛法則』のゲスト出演など、多彩な活躍を見せているウィル・ウィートン。その彼が、ついに米Syfyで自分の番組をもつことになった。ウィル本人が自身のサイトで発表した。
番組のタイトルは『The Wil Wheaton Project(仮題)』。映画、TV番組、ポップカルチャー、ビデオゲーム、話題の動画などを対象に、ウィル自身の見識やジョークを交えて毎週のSFトピックを伝える30分枠の情報番組だ。12話分の製作が決まっており、5月27日(火)に放送がスタートする。
本人の希望により、カンペを読むだけの出演にとどまらず、自ら脚本やプロデュースも手がけているそうなので、ウィル自身の感性を強く反映する内容になりそうだ。
発表のなかでウィルは、「サイエンス・フィクションをSyfy局に再びもたらす動きに関われるのがすごくうれしい。局の重役との会合で彼らの意図を正しく読み取れているなら、今回の企画は、かつて"Sci-Fi"という名称だったこのTV局が、サイエンス・フィクションのルーツに立ち戻ることの始まりにすぎないようなんだ。これってすごいことだよ」と、その意気込みを明かしている。日本でもぜひ放映してほしいものだ。(海外ドラマNAVI)
Photo:ウィル・ウィートン(c)Ima Kuroda/www.HollywoodNewsWire.net