本国アメリカではシーズン9をもって先月終了した、大ヒットコメディ『ママと恋に落ちるまで』。最終話が放映された3月31日以降、ネット上ではエンディングに納得のいかないファンのカキコミが後を絶たないという。そんな中、製作総指揮のカーター・ベイズが、別のエンディングをDVDコンプリートBOX版に収録することを明らかにした。
【関連コラム】なぜ力を持続できるのか?米国TVのシットコム/ドラマ製作の仕組み
『ママ恋』は、2030年、主人公テッド(ジョシュ・ラドナー)が自分の子供たちに、パパとママがどのように恋に落ちたのかを語りながら、愛すべき仲間たちとの友情や恋愛をコミカルに描いた人気ドラマ。子供たちのママがなかなか登場しないことから、シーズン9では「ママ」の初お目見えと、テッドとの恋の詳細が描かれることが期待されていた。
米TV Guideによると、ベイズは自身のTwitterで、「最終話については、1つの脚本で1回の撮影しか行っていないが、編集によって異なる2つのエンディングが出来上がったんだ」と、別の結末の存在についてコメント。さらに、「最終的に、放映したバージョンを選んだけれど、別のバージョンも気に入っていた」とし、放映されなかったバージョンもお蔵入りさせない方向で調整、DVD版に収録することになったという。
「『ママ恋』はこんな風に終わってほしかった...」というファンの想いから、"ファンが作る別の結末"がネット上であっという間に広まったというほど、物議をかもしだした最終話。別のエンディングを含むこのDVDコンプリートBOXが日本で発売されるかどうかは未定だが、ファンとしては2つのエンディングを見比べてみたい!
『ママと恋に落ちるまで』は、現在FOXでシーズン7が絶賛放映中。(海外ドラマNAVI)
Photo:これは日本でも発売してもらわねば...! 『ママと恋に落ちるまで』
(c)2006Twentieth Century Fox Film Corporation.All rights reserved