片岡愛之助はマッツ・ミケルセン推し!「海外ドラマの日」初代"海ドラニスト"に就任!

昨年より「4月28日は海外ドラマの日」と制定され、2年目となる今年。「海外ドラマに出演してほしい」「日本で海外ドラマを盛り上げてほしい」有名人を選出する「海ドラニスト2014」授賞式が本日、都内で開催された。記念すべき初代「海ドラニスト」に選出されたのは、歌舞伎界からTVドラマ、映画界まで幅広く活躍する片岡愛之助。片岡は、司会者に「海外ドラマに出演してほしい方に贈られる日本を代表する賞です!」と選考された理由を伝えられると、「日本を代表する"オネェ"俳優としてじゃなくてよかったです」と自身が以前ドラマ『半沢直樹』(TBS)で演じたキャラクターを交えたジョークで、会場を笑いに包み込んだ。

歌舞伎の舞台に立ちながら、現在は三谷幸喜作『酒と涙とジキルとハイド』に出演中、さらに映画2本を収録しており、8月には舞台『炎立つ』が予定されているという多忙な片岡。海外ドラマはもっぱらDVDレンタルで観る派とのこと。好きな海外ドラマは、『ハンニバル』『ARROW/アロー』で、『ハンニバル』でハンニバル・レクター役を演じるマッツ・ミケルセンを役者として尊敬しているとのこと。どんな役でも自然に演じることができるマッツはすばらしいと語り、自身も、歌舞伎の魅力を世界に伝えるためにも、海外ドラマにぜひ出演したいと海外ドラマ出演への熱意を語った。また、海外ドラマに出演したら、どういう役にチャレンジしたいかという質問に「今まで割と正義の味方的な役が多かったのですが、パッと見、何を考えているのかわからない凶暴な犯罪者の役をやってみたい」と憧れを語った。

また、イベントでは「歌舞伎の見得をきってもらえませんか?」という司会からの無茶ぶりに、「(見得とは)普通、ここいちばんの見せ場でやるんですよ。周囲の動きも止まり、一人だけが見得をきる。スローモーションのような動きになることで注目が集まる、この物語でいちばんの見せ場だから観てください、という合図なんです。また、このときの目の動きにも意味がある訳で。ですので、今この場で何の脈絡もなくやるのは非常に恥ずかしいんですが」と苦笑しつつも、見事な見得をきってくれた。

「海外ドラマを見よう!実行委員会」は、海外ドラマの日を記念して、今回の「海ドラニスト」の選出以外にも、様々なイベントを企画している。その一つに、大人気海外ドラマの第一話一挙無料放送というものがある。来る2014年5月10日(土)に、スターチャンネル1(BS10ch)にて、AXN、FOX、スーパー!ドラマTV、スターチャンネルの4チャンネルで放送中の大人気海外ドラマの第一話が一挙無料放送される。番組ラインナップは、"海ドラニスト"片岡のオススメする『ARROW/アロー』ほか、見ごたえある作品が揃っており、贅沢な一日になりそうだ。(海外ドラマNAVI)

Photo:見得を切ったとき、迫力にマスコミから「おお!」と歓声が! 片岡愛之助