次の『SHERLOCK』は1話限りの特別エピソードに!? マーティン・フリーマンが明かす

探偵のシャーロックとその相棒のワトソンが現代のロンドンで活躍する大人気シリーズ『SHERLOCK シャーロック』。現在、シーズン4の製作が待たれている本作だが、次にお目見えするのは1話限りの特別エピソードになるかもしれないとワトソン役のマーティン・フリーマンが明かした。

先週金曜、英Channel4のトーク番組『Alan Carr: Chatty Man』に出演したマーティン。新シーズンの製作にあたり、マーティン自身やシャーロック役のベネディクト・カンバーバッチ、さらには製作チームがスケジュールを調整できるかどうかまだ定かではない。シーズン4の脚本もまだない状況だが、製作チームにはあるアイデアがあるという。

「これは1話限りの特別エピソードの構想なんだ。とてもいいアイデアだよ。この話を聞いた時、"やらなきゃ"と思ったよ」とマーティン。脚本の指揮を執るスティーヴン・モファットやマーク・ゲイティスのプランを絶賛している様子だ。詳細については、「中心となるこのアイデア以外は分からない」と話している。

とはいえ、シーズン4の前にこの特別エピソードが製作されるとしても、ファンはしばらく待たなければならないようだ。「残念ながら、いつ製作ができるか分からないんだ」と話し、脚本の執筆はまだ始まっていないと加えたマーティン。「(主演の)僕ら二人だけじゃなく、(クリエイター兼脚本家の)スティーヴンやマークも忙しい。だからいつ着手できるのか分からない。僕はやるつもりだし、準備はできている。だけど、僕ら全員のタイミングが合わないといけない」と述べた。

現在、米FXのドラマ『Fargo』に出演中のマーティンは7月にロンドンのウェストエンドで上演される『リチャード3世』で主役を演じる。一方で、クリエイターのモファットはこの秋にピーター・キャパルディを新ドクターとして迎える『ドクター・フー』の製作にあたっており、ゲイティスも同シリーズの執筆を行っている。

『SHERLOCK シャーロック』シーズン3はNHK BSプレミアムにて5月24日(土)午後9:00より放送予定(海外ドラマNAVI)

Photo:『SHERLOCK シャーロック』
(c)Robert Viglasky (c) Hartswood Films 2013