シーズン3の放送を直前に控えた5月23日(金)、角川シネマ新宿にて『SHERLOCK/シャーロック』オールナイト特別上映会が開催された。この上映会は、英BBCと角川書店が合同で立ち上げた「BBC Mysteryブランド」記念イベントの第一弾で、2011年にNHK BSプレミアムで放送されてから日本でも大ブームになっている『SHERLOCK』を、大スクリーンでイッキ見しようという企画。シーズン1の全3話と、シーズン2の最終話、合計4話が上映された。
上映開始前の22:30、舞台挨拶にはベネディクト・カンバーバッチ演じるシャーロック・ホームズの吹替を担当している俳優の三上哲が登場。「眠くないですか? 大丈夫ですか?」と深夜の劇場に集結したファンたちに声をかけた。
シーズン3のアフレコは今年2月末から3月初旬にかけて行われたとのこと。「2年振りにスタジオでメンバーに会えて、ニコニコしちゃいました。モリアーティ(村治学)や、マイクロフトのお兄ちゃん(木村靖司)とも飲みに行ったりね」と、アフレコ現場での様子を語り、ファンを喜ばせる三上。また、本作でシャーロックを演じてから、『スター・トレック イントゥ・ダークネス』でのベネディクトの吹替はもちろん、『SHERLOCK』ファンの製作スタッフからオファーが増えたという。「『ダウントン・アビー』では、下僕のトーマス役もやっています」とテレながらもしっかりPR。
好きなシーンについて聞かれると、三上は「やっぱり、ジョン(・ワトソン)とのシーンが大好きで、しかも森川(智之)さんが演じるのがまたかわいくて(笑)」と笑顔。さらにこれから放送されるシーズン3の見どころについては、「シャーロックは生きてます! ジョンとの再会が面白いですよ。シャーロックはジョンのことが本当に大好きなんだな~と感じましたね。そこがシャーロックの弱みにもなったりして、ストーリーが展開していくのですが...とにかく、いよいよシーズン3が始まります。僕も待ちました!みなさんも楽しんでください!!」と、しめくくった。
トークイベントの終盤では、シーズン1第1話の中から「僕はシャーロック・ホームズ、住所はベイカー街221のB」という台詞を、スクリーンの映像に合わせて生吹替を披露。ファンからため息と拍手がわきおこっていた。
『SHERLOCK/シャーロック』シーズン3は、NHK BSプレミアムにて、今夜21:00より放送スタート。また、ブルーレイ&DVDは7月4日(金)角川書店より発売される。(海外ドラマNAVI)
Photo:『SHERLOCK』の台本を手に! シャーロック・ホームズ役の三上哲