『Glee』最終シーズンは番組の原点に! 舞台はあの懐かしの場所へ

世界中で大ヒットした青春ミュージカル・ドラマ『Glee』が、いよいよ今季で最終シーズンとなるシーズン6を迎える。番組クリエイターのライアン・マーフィーが米TV Lineに対し、最終シーズンのテーマを明かした。マーフィーによると、番組の原点に戻る構想になるそうだ。

先週木曜日に行われた第4回批評家協会テレビ賞授賞式で、ルイ13世ジーニアス賞を受賞したマーフィー。TV Lineのインタビューでシーズン6の構想について、「僕たちが愛してやまない、番組のルーツに戻る感じだ。ワクワクするよ。当初、僕が関心のあった学校の芸術教育を再び描くんだ。マッキンリー高校での芸術教育がいかに重要であるかを示すシーズンになるよ。視聴者も気に入ると思う」と話し、最終シーズンでは番組が本来の姿に戻ると明かした。さらに、「最終シーズンでは、ライマで多くが起こる」ともコメントしたマーフィー。シーズン5では舞台をニューヨークに移していた本作だが、シーズン6では再び舞台のほとんどがオハイオ州ライマのマッキンリー高校に戻ることになりそうだ。

また、TV Lineの別のインタビューでは、シーズン5でマーフィーは、米HBOのTV映画『The Normal Heart』の監督に集中するため、『Glee』から少しだけ離れていたことを認めたという。シーズン5では、フィン役のコーリー・モンテースが急死したことにより、番組の構想を組み直すなど、難題がのしかかった。「実のところ、少し心が折れた。とても大変だった。僕だけじゃなく、全員がね」と告白した。

シーズン5では視聴率の低迷に苦しんだ『Glee』。最終シーズンでは以前の勢いを取り戻し、有終の美を飾ってもらいたい。(海外ドラマNAVI)

Photo:『glee』
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