"イケメン愛妻家"石田純一がとことん語る『サイバー諜報員 ~インテリジェンス~』

『LOST』のソーヤー役で大ブレイクしたジョシュ・ホロウェイが4年ぶりのTVドラマ出演で主演を務める近未来スパイアクション『サイバー諜報員 ~インテリジェンス~』。共演者は『CSI:科学捜査班』でお馴染みのマーグ・ヘルゲンバーガーに、『ワンス・アポン・ア・タイム』の赤ずきん役ミーガン・オリー、さらに監督には『パーソン・オブ・インタレスト』などヒット作を手掛けてきたデヴィッド・セメルという、犯罪捜査・SF・サスペンスの実力派が集結した本作がいよいよ日本でも2014年7月12日(土)よりBSテレビ局・Dlifeにて放送開始となります。

20140625_s01.jpg

【関連お先見】『LOST』のアノ男優がヒーローを演じるスリル満載のサスペンス・ドラマ!『Intelligence』

本作の日本独占放送開始を記念し、行方不明の妻を探すため脳内にチップを埋め込んだ主人公ガブリエルとは"イケメン愛妻家"という共通点を持つ石田純一さんが本作のPR大使に就任! さらにゲスト声優を務めることも決定し、本作にすっかりハマってしまったという石田さんに本作の見どころをとことん語っていただきました!

――石田さんとジョシュ・ホロウェイの演じるガブリエルには"イケメン愛妻家"という共通点があるということで、『サイバー捜査官 ~インテリジェンス~』のPR大使に起用されたと伺っていますが、ご覧になった感想をお願いします。

(インタビュアーの)皆さんも『サイバー捜査官 ~インテリジェンス~』を見ていただいたと思うんですけど、この作品は現実的に起こっていることに近くて、なにより近未来というよりも"すぐそこ"まで来ている世界が描かれているという感じですよね。もちろん現実には "サイバー諜報員"とまではいっていないのかもしれないですけれども、周りの状況というのはかなり近いものがあるんじゃないかなと思います。作品の構想が本当に"ありそう"なことで、とにかくそれがビックリですよね。
実は第2話で、あるCIAの諜報員が潜入をしていて...。これはまだ「そう」だと確定しているわけではないんですが、見ていた感じでは、たぶんその諜報員は心情的に相手側に揺れ動いたんじゃないかな? でも結局アメリカ側、CIA側から見たら裏切者になって、向こう側、つまりテロ側についちゃうんですけど、そこがとてもリアルなんですけど、悲しくもあるんですよ。リライアビリティ(信頼性)というかな? 架空なテレビのドラマなのに本当に信憑性というか、信頼性というか、そういったものを感じるのがこの作品の特徴だと思うんですね。だから近未来なのに、今すぐに、ここで実現できそうな感じがするんです。ちょっと、こういうことを言っていいかどうか分からないですが、セキュリティとかを突破してしまうなど、もしもの事をふと考えてしまうことってないですか?

――例えばどのようなことでしょうか?

例えば、「普段使っている携帯電話がある着信で爆発したらどうするの?」とか「(セキュリティに)引っかからないような爆弾が出てきたらどうするの?」といった、つい想像してしまうような状況というのをうまく生かしている。古今東西全部そうですけど、「源氏物語」もそうですが、一千年以上も前の作品でも、よくできている話は、伏線がきれいに張ってあるんですよね。そして、唐突に出てきた話ではないんです。例えば、採掘や掘削といったものに利用されるような、安全に爆破できるような爆弾をずっと研究・開発してきた会社があって、そこの爆弾を盗まれてしまったのに、ちゃんと報告しなかった。そういった「危ないものが奪われた」といった話とか本当に起こりそうな気がします。現実に世界で起きている世界情勢だとか、そういったところを、とても上手くストーリーに生かしている。

20140625_s02.jpg

「わざと捕まって、基地に送られて、内側から攻撃する」というような、想像できてしまうようなこととか...。本当にあり得るんじゃないかと思うようなことが描かれていて、そこが「すごいな!」と思いますね。リアルな恐怖感というんですかね? 他の作品だと「あくまでお話だからこんな風に描かれているけど、そうは言っても現実とは違うよね...」といったところがあるけど、『インテリジェンス』は、「今、実際に世界でこういうことが起こっているんじゃないか」と思わせるようなところがありますよね。
この作品を見ていてビックリしたのは、ジョシュ・ホロウェイはプロデューサーとしてもクレジットに名前が出ていたことですね。『LOST』の頃より、さらに活躍の場を広げているんだなと思いましたね。(インタビュアーに)このドラマ、めちゃめちゃ面白いですよね!

――本当に面白いですよね!

本当に、ビックリしました。これはハマる人も多いと思いますし、ぜひいろんな方に見て欲しいです。ジョシュ・ホロウェイもいいですし、ライリー役のミーガン・オリーもそうですし...。実際に登場する周りの人たちの描き方が上手いというか、配置が最高で...。お金とかで動いて敵側に行ってしまうというような人だったり、ありそうですけど多彩です。主人公の周りも、良いメンバーたちが盛り立てていて、とても楽しいですね。

――このドラマでは、主人公のガブリエルは愛する妻を探すために、脳内にチップを埋め込むという、ある意味"究極の夫婦愛"が描かれていますが、"夫婦愛"という観点で感じられたことなどをお聞かせください。

セリフに心を打たれますよね。映画でも大体そうですけど、バックグラウンドとかある程度しかわからないけど、感情移入していくわけじゃないですか! 自分たちの人生に重なるところは多いし...。「離れていても、離れているのは距離だけ」というようなことだったり、凄く可愛らしい! でも、この後の展開には、そうとうきましたよ! ネタバレになるので明かす訳にはいかないんですけど、本当に良くできてる!

――気になってしまいます!

驚きでもあり、見ていて想像できることはあったんですけれど、そのはるか上を行くもので...。いくつかの場面で、夫婦の話を主人公が思い出したりするんですよね。「人間にとっては夫婦って歴史なんだな」と改めて感じさせられますね。女性にとっては恋愛も歴史なんでしょうけど...(笑)。一緒に年月を重ねるということ、夫婦というものを考えさせられたり思い出したりして、すごく良かったです。本当にグワーって泣きますよ! ちょっと悲しいんですけど、衝撃的な...。(インタビュアーに)気になりますよね?

――ますます気になりますね!

そして、ちゃんと謎も残しているんですよ。この謎がある意味「エグいな」という感じです(笑)。

――主人公ガブリエルと石田さんの共通点、あるいは共感できるところなどはありましたか?

このドラマは、どこをとっても共感できると思いますよ! でも共感というよりも、"本当の強さ"というようなものを考えさせられますね! 主人公のガブリエルは、真に自信に満ちているんですけど、それは精神面や肉体面といった、いろんな強さあってこその"自分に対する信頼"="自信"なんだなと思いました。やっぱり男としては、こうでありたいなとは思うんですが...。ここまで強くもないし、格好良くもないし、ちょっと比較するのはあれなんですけど(苦笑)。

20140625_s03.jpg

それから、タイトルの『インテリジェンス』というのは"諜報"という意味ですけど、こっち(頭脳)の"インテリジェンス(知性)"も感じるんですよね。このドラマが良くできているなと思うのは、「脳内にチップが埋め込まれていて、いろんな情報にアクセスできる」ということまでは最初の段階でわかるんですけど、ある場面では新たに勘のようなものを働かせて、全て合わせることで新しい情報も得ることができるようになったりするんです。現実でも、みんなチップは埋め込まれていないけど、使っているか使っていないかは別にして、非常に優秀な頭脳だったり、情報だったりというものを持っていて、そこに感情や勘、第六感のようなものが絡みあっているわけですよね。そういったところが、とても現実に近いなと思いました。

――もしこの能力を手に入れたとしたら、石田さんだったらどうされますか?

取りあえずここまでは不死身になれないですよね(笑)。

私たちも、ある意味、情報戦争というような知的サスペンスの中に生きていると思うんです。現代の日本もそうですし、日米関係も日中関係も、いろいろあるわけじゃないですか。そういった知的サスペンスの中に生かせたらいいなと思いますね。でも、どういう仕事でもそうだと思うんですけど、真実であっても明かせるものと、伏せておいたほうがいいものがあって、そういった不気味さのようなものも感じます。実際の世界でもそうじゃないですか? 明かせないことも多かったりするわけですよね。
ドラマに出てくるのは、アメリカのサイバー部隊という、アメリカ軍の中の一つの組織になるんでしょうけど。彼らもきっと、アメリカ軍のためではあるけど、一般の人たちのために命を投げ出しているというところがあると思うんです。自分にそういう能力があったら、やっぱり一般の人たちのために、自分の知り得た情報を公開していくようなことをしたいなと思うし、チップがなくてもそういう気持ち、態度でいたいと思いますね。お上のためというわけではないですが、みんなの、国民のためといいますか、平和のためといいますか...。

<$MTPageSeparator$>

――収録を終えたばかりだそうですが、アフレコに参加されたご感想をお願いします!

これまでにも、アフレコはいろいろもやりましたからね。ちょっと久しぶりだったのですが...。俺が登場するのはすごく緊張するような場面というわけではないんですが、何気ないことからいろんなことが起きていく『インテリジェンス』というドラマの持つ緊張感を上手く出せたらいいなと思いっています。

――ご自身で点数をつけるとしたら、何点くらいだと思われますか?

点数(苦笑)。80点くらいじゃないかなと思いますが...。口を合わせるのはやっぱり難しいんですが、先ほども言いましたが、冒頭の何気ないことからつながっていく、緊張感を感じてもらえればいいなと思います。

20140625_s04.jpg

――拝見するのが楽しみです!

そういえば『プリティ・ウーマン』のリチャード・ギアの声なんかもやったことがあるけど、やっぱり(吹き替えする)のはこっち系の顔なんですよね。リチャード・ギアも意外とスッとした感じなので(笑)。

――今回、石田さんが演じられた役柄は番組を見てのお楽しみと伺っています。アフレコの際に、声のトーンなどは変えられましたか?

特に声は変えてないですね! 外の場面なんかでは、「声をもっと大きく出していいです」というようなことはありましたけど...。

――では視聴者の方たちがご覧になって、すぐに「あ、石田さんだ!」とわかると思いますか?

いや、えなりかずきくんじゃないんでね(笑)声を聴いただけでわかるというのは魅力ですけど...。実年齢と声をあてたキャラクターとはちがいますしね。原音を聞いていると、みんなすごく速いんですよ。スピード感があって。簡単な言い方になってしまいますけど、素敵だし上手いですよね。

この作品は一回見ただけでファンになりますね! 夜は本を読んだりするのが好きで、そういった時間の過ごし方をすることが多いんですけど、これを見るんだったら有意義でいいなと思いますね! テレビ番組って、つい「テレビだから...」と思ってしまうことがあるんだけれど、『インテリジェンス』に対しては全く思わないですね。一応、"キモ"のところは架空なものんだけど、それさえも上手いですよね。監督も、映像なんかも上手いです。近頃のはやりではあるんだけど、これほど見事にはまっているのはないんじゃないかな? PCだとか、いろんなところから情報にアクセスした、その"入っていく"状況とかが、すごくリアル! さっきから、とにかくリアル、リアルばっかり言っているけど(笑)。

――ご家族で一緒に海外ドラマをご覧になったりするんですか?

結構見ることありますね! 息子の理汰郎はまだ子供向けのアニメとかばっかりですけどね(笑) 奥さんはほとんど英語がわかるんで、(字幕なしでも)英語で見ているんで...。

――すごいですね!

俺は英語をしゃべるとは言っても、やっぱりまったく字幕ないのはキツイですけどね。

――海外ドラマではどういった作品をご覧になるんですか?

みんなが見ているような、人気のあるものも好きですし、学園物の作品なんかも見ますね。ここ最近だと『メンタリスト』かな。やっぱり知的な部分がちょっとほしいなと思ってしまうので...。知的にスーパーな作品というのが好みですね。『LOST』もいいですよね!

20140625_s05.jpg

――『インテリジェンス』に登場するキャラクターで一番好きなのは誰ですか?

先ほどから言っていますが、やっぱり主人公の護衛をしているライリーですね! すごい格好いいですよね。女性だけど憧れてしまいます。映画の『007』シリーズもそうですけど、ジェームズ・ボンドの上司"M"は女性だったじゃないですか。女性のボス役ってすごくクールですね。今回でいうとマーグ・ヘルゲンバーカーが演じているリリアンとかもシブいですよね!

――この作品に登場する女性キャラクターたちは、リリアンにしてもライリーにしても、知的でたくましくて、強いのですが、石田さんとしてはこういった女性はいかがですか?

しびれますね! ただ、人生において"弱い女性"って出会ったことがないので(笑)。女性はみんな強いんで(笑) ただ、この作品の場合、特にライリーは忘れたころに、驚くほどの強さを見せてくるので、とにかく格好いい!
これは、本当に続きが楽しみなんてものじゃないですよ! 1話1話の出来が、非常に良いんですよね。もちろん毎回任務はあるんですけど、少しずつ違うところが描かれていて、つながっている部分と、新しく描き出された部分のミクスチャーが上手くできている。「こんなに、本当の国の名前とか出していいのかな?」と心配してしまうんですけど、プロデューサーや監督も含め、製作側は相当に胆が据わっていますよね!

――普段、洋画や海外ドラマをご覧になるときは吹き替えと、字幕ではどちらでご覧になりますか?

好みでいうなら、字幕が好きなんですけど吹き替えは、お家で見るときなんかにいいですね!

――吹き替えで見る"魅力"はどんなところにあると思いますか?

もちろん、気軽に、楽に見られるところもそうなのですが...。いくつも例がありますけど、吹き替えで個性が作られていくというところもあります。例えば、ハンフリー・ボガードの久米明さんや、ピアース・ブロスナンの神谷明さん、納谷悟朗さんなんかもそうですけど「この俳優さんにはこの人が声をあてる」といったケースも結構ありますしね。昔から、そういった楽しみもありますよね! そこから出てくるスターがいたり、声優さんの声とあわせたことで別のキャラクターが出来上がったりするわけですし。『インテリジェンス』は、出演している俳優もみんな上手いので字幕で見ても、もちろん楽しめると思いますよ!

いつも思うけど、向こうの役者さんはみんな上手いんですよね! 映画俳優の方がワンランク上みたいにみられるところがあるけど。もちろんテレビ出て成功して、映画に出る人もいますけど...、みんな本当に上手い! 最近だと、マー君だとかダルビッシュとか、ピッチャーは日本人でも大リーグでも通用する人が出てきているけど、エンターテインメントの世界だとものすごい実力の差があるんじゃないかなと思ってしまいます。ある意味、向こうは世界中から集まっているというのもあると思うけど、「すごいなー」と、いつも関心してしまいます。海外ドラマには、ストーリーにしても役者さんにしても、レベルの高いものを見られるという楽しみもあると思います。

20140625_s06.jpg

――しかも、現地ではこれが毎週放送されているわけですからね!

そうなんですよね! すごいなと思ってしまいますね。たぶん撮り方とかも上手なんですよね! 実は、俺も海外ドラマには4つ出ているんですよ。ABCやNBCのテレビシリーズだとか、テレビ映画の『マルコ・ポーロ/シルクロードの冒険』なんかに...。撮り方が日本に比べてゆっくりで、お金も時間も贅沢にかける。だけど、無駄がなくやっているんです。1980年代の日本で売れる前のやつもそうだけど、本当に無駄がない。今は日本でもやりだしているけど6カメ、7カメくらいあって、芝居は一回。それから「今やったのと同じようにやってくれ。今度はクロースアップで...」って言われて、また6カメ7カメ使って撮るというような感じで...。そういう部分もあるかもしれない。
その昔、日本は1カメで、あるシーンを撮る。それから相手のセリフがあって、「それでは、そのセリフを言われた後の表情をやってください」というような感じだったから、余計なことまで表現しちゃうんですよね。監督も「困った顔してください」とか「疑ったような顔をしてください」って言ってくるんですが、俺としては「それはどうなのかな?」と思ったりしていました。それにくらべると向こうの作品はレベルが高いなってことですかね。正直、それが海外ドラマの一番の魅力じゃないかと思います。脚本も、すごくギャラが良くて本当に優秀な人が考えに考え抜いて、しかも一人じゃなく何人もいて、一つの作品を作り上げるんですから!

――視聴者へのメッセージをお願いします。

とにかく、ありえないぐらい真実味と信憑性みたいなものがあふれたサスペンスであり、アクション。ちょっと、ここ最近では飛び抜けて面白いなと思いましたね。現実世界でもサイバーなどに関して行くところまで行って、インテリジェンス(諜報)が産業にまでなってきているという今の状況が一番サスペンスで、ある意味怖いですよね。この作品はそういうものがアメリカにとって一番重要な武器になっているんです。そういう意味でいうと、最も新しい諜報物、インテリジェンス物ですよ!

――最後に、石田さんが主人公の立場だったら、奥さんの行方が分からなくなったときに脳内にチップを埋め込むという選択をなさいますか?

もし本当にいなくなってしまって、「どこにいるんだろう?」ってなったとしたら自分を顧みずにやりますね! 理汰郎もいるので、奥さんを見つけ出すためならぜひとも!


『サイバー諜報員 ~インテリジェンス~』無料のBSテレビ局・Dlife(ディーライフ/チャンネル番号:BS258)で、7月12日(土)から日本独占初放送。
吹替版:毎週土曜23:00~24:00
字幕版:毎週金曜25:00~25:50

<Photo>
『サイバー諜報員 ~インテリジェンス~』
石田純一
(c)ABC Studios