日本未公開の話題作を本邦初放送し好評を博している「ジャパンプレミア」（WOWOWシネマ）で、12月12日（金）23：15より、英国人俳優トム・ヒドルストンの初主演作『家族の波紋』が日本初放送される。
トムは『アベンジャーズ』、『マイティ・ソー』シリーズで演じたロキ役で、悪役にも関わらずその人気に火が付き、並行してウディ・アレン、スティーヴン・スピルバーグ、ジム・ジャームッシュらに起用され今や英国を代表する映画俳優。そんなトムが初主演した映画が2010年イギリスで制作された『家族の波紋』だ。
ある裕福な家庭に育った青年エドワード（トム・ヒドルストン）は、ボランティア活動のため1年間アフリカへ旅立つことになった。母パトリシア（ケイト・フェイ）は息子との別れを惜しむため、シリー諸島にある別荘で旅立ちまでの間を過ごそうと家族を集める。エドワードと姉のシンシア（リディア・レオナード）、それに料理人のローズ（エイミー・ロイド）と絵画教師クリストファー（クリストファー・ベイカー）が島にやって来るが、父だけが現れない。美しい島で優雅な日々を過ごしながら、家族の間には漠然とした不安が漂う。そしてある嵐の夜、姉が激しく感情を爆発させる――。
本作については、トムの才能を知る名優や監督たちの間でも絶賛されている。ベネディクト・カンバーバッチは『戦火の馬』のプロモーション取材時に「『家族の波紋』は素晴らしい映画だよね」と語っており、また、マーティン・スコセッシは「『家族の波紋』に驚嘆させられたし、監督・脚本のジョアンナ・ホッグは類まれな才能の映画作家だと思うよ」と述べている。
トム・ヒドルストン幻の初主演作『家族の波紋』は、12月12日（金）23：15より、WOWOWシネマにて放送される。（海外ドラマNAVI）
Photo：『家族の波紋』
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