1984年の公開以降、映画/ドラマシリーズとして圧倒的な人気を誇る『ターミネーター』の最新作『ターミネーター:新起動/ジェニシス』の特報映像が解禁となった。
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特に注目すべきは『ゲーム・オブ・スローンズ』のデナーリス役でおなじみのエミリア・クラークがサラ・コナーを演じている点。そして、なんと言っても気になるはアーノルド・シュワルツェネッガー演じるT-800型ターミネーターのこの台詞「I"ll be back」が使用されているところだろう。
2029年、人類とマシーンたちとの熾烈な戦いが繰り広げられている未来。自分を産んだ母、サラ・コナー(エミリア・クラーク)の命を守るため、ジョン・コナー(ジェイソン・クラーク)は信頼できる同志カイル・リース(ジェイ・コートニー)を過去に送る。『ターミネーター』(84年)と同様、タイムスリップに成功したが、何かが違う・・・。か弱いはずのサラは逞しい女性戦士に変身を遂げ、T-800(アーノルド・シュワルツェネッガー)は彼女の守護神となっていた。カイルは新型ターミネーターのT-1000(イ・ビョンホン)に急襲されるものの、サラに助けられる。『ターミネーター』のサラとカイルとは、なんと正反対の関係になっていた。少女時代のサラに起きたことが影響を及ぼし、全ての時間軸はリセットされ過去も未来も変わってしまっていたのだ。最新作『ターミネーター:新起動/ジェニシス』は、『ターミネーター』(84年)、『ターミネーター2』(91年)をベースに、新たな設定が加わるという続編でもリメイクでもない、まさに"新起動"されたターミネーターになっている。
本作にはシュワルツェネッガーが『ターミネーター3』(2003年)から12年ぶりに出演。この特報映像には若い時代、中年時代、そして白髪のシュワルツェネッガーが登場するが、タイムラインはどうなっているのかなど詳細は明かされていない。ちなみに、この3タイプの「シュワちゃん型」ターミネーターのアイディアはジェームズ・キャメロンによるもの。特報映像は公式サイトなどで公開中。2015年7月の公開に向けて期待が高まる『ターミネーター:新起動/ジェニシス』の今後の情報が楽しみだ。(海外ドラマNAVI)
Photo:『ターミネーター:新起動/ジェニシス』
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