今年の第66回エミー賞でドラマシリーズ部門作品賞をはじめ、主演男優賞ブライアン・クランストン、助演女優賞アンナ・ガン、助演男優賞アーロン・ポールと、合計6部門で受賞を獲得し、見事なフィナーレを飾った『ブレイキング・バッド』。海外ドラマ史に残る作品となり、日本でも現在大ヒット中の本作。ファイナルシーズンをみんなで鑑賞しようという特別上映会が12月22日(月)に都内で開催された。この上映会は、ソニーとHuluの合同企画で、Hulu視聴者の中から『ブレイキング・バッド』の熱烈なファンおよそ30名が会場に集まった。
上映会では、ファイナルシーズンの第6話、7話、そして最終話となる第8話が上映された。最終話の上映前には、本作のクリエイターであるヴィンス・ギリガン本人が、このイベントのために収録したビデオメッセージが上映された。日本語で「コンニチハ」と呼びかけをしてくれるなど、彼の親切で丁寧な人柄溢れるメッセージに、集まったファンも感動の様子。そのまま最終話を見守るように鑑賞していた。この実際のヴィンス・ギリガンのコメントVTRや会場の様子については追って本サイトで公開するのでお楽しみに。
また会場では、ドラマの撮影で実際に使用された「LOS POLLOS」缶(ブルーメスの輸送に使われたガスの店のロゴ入りプラ缶)をはじめ、小道具なども展示され、集まったファンたちは興味深そうに撮影をするなど、この上映会を楽しんでいたようだ。最後は全員揃って記念撮影。スタッフ手作りのウォルターとジェシーのお面(お土産)をかぶり、ウォルターとジェシーになりきり、本作への「ありがとう!」の意を込め、上映会のフィナーレをしめくくった。
なお、『ブレイキング・バッド』スピンオフの『Better Call Saul』のプレミア放送はアメリカで2015年2月の予定。シーズン1がまだ未放送の段階だが、すでにシーズン2の製作が決定しているのでこちらも楽しみに待ちたい。
『ブレイキング・バッド』全シーズンは現在大好評レンタル/発売中。また、Huluで全話配信中。年末年始はドラマのイッキミのチャンス。まだご覧になっていない方はぜひ『ブレイキング・バッド』を体感してほしい。(海外ドラマNAVI)
Photo:ウォルター、ジェシーよ、ありがとう! 『ブレイキング・バッド』特別上映会記念撮影