ゾンビによる終末世界を描く、米AMCの大ヒットシリーズ『ウォーキング・デッド』。2月に再開する同作のシーズン5に、新たなレギュラー・キャストが加わるようだ。
米The Hollywood Reporterによると、同作のレギュラー陣に新たに加わるのはロス・マーカンド。彼は、これまで短編映画やTVシリーズ『MAD MEN/マッドメン』に脇役で出演するかたわら、アニメーションの声優を務めるが、ほとんど無名に近い。というわけで、人気ドラマのレギュラー役を演じるのは今回が初めてとなる。現時点では、ロスがどのようなキャラクターを演じるかは明らかにされていないが、シーズン5の後半エピソードに初登場し、そのままレギュラー入りすることが決まっているという。また、すでに製作が決定しているシーズン6にも、引き続きレギュラーとして出演すると見られる。
ロスのキャラクターについては、過去に原作コミックスの著者で番組の製作総指揮を務めるロバート・カークマンが、シーズン5の後半に"よく目立つ"ゲイの男性が登場すると述べていることや番組の現在の状況を原作に照らし合わせると、ちょうどアーロンというゲイの男性が登場する部分に差し掛かることなどから、アーロン役としてキャストされるのではないかとウワサされている。
ショーランナーのスコット・M・ギンプルによると、シーズン5後半には「大きな転換が訪れる」とのこと。また、製作総指揮のデニース・ハスは後半部分を「暗く、悲しい」と描写している。今月10日にリリースされた予告映像は、再び移動を始めたリックと仲間たちが霧に閉ざされた森で、新たな闘いに向かっていく様子をとらえている。大きく局面が変わる中、フレッシュなキャラクターがどのようにストーリーに絡むのかが楽しみだ。
『ウォーキング・デッド』シーズン5の後半は2月9日(月曜日)に放送スタート。(海外ドラマNAVI)
Photo:『ウォーキング・デッド』シーズン5
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