『Xファイル』復活の可能性を検討すべく、米FOXがクリエイター&主役二人と協議中!

超常現象を追うFBI捜査官たちの活躍を描く作品として、アメリカで1993~2002年に放送され人気を集めた『Xファイル』。本作の復活を検討するため、米FOXは主要関係者と協議中であることを明らかにした。The Hollywood Reporterなどが報じた。

この話が飛び出したのは、テレビ批評家協会(TCA)冬のプレスツアーでのこと。米FOXテレビジョン・グループの代表・CEOであるダナ・ウォルデンとゲイリー・ニューマンは、番組クリエイターのクリス・カーターや、モルダー捜査官役のデヴィッド・ドゥカヴニー、スカリー捜査官役のジリアン・アンダーソンと話し合いを行っていると述べた。

その復活の見通しについて、ニューマンは「希望がもてる」とコメントしている。また、ウォルデンが述べたところによると、復活作品の内容にはまだ踏み込んではおらず、多忙な3人の日程の調整が可能かどうか、などを話し合っているとのこと。

「『Xファイル』の放送期間中、ゲイリーと私は20世紀フォックス・テレビジョンで仕事をしていて素晴らしい体験をしました。クリス、デヴィッド、ジリアンとは今も良好な関係を続けています。復活は見込みがあると思いますが、困難をともなうでしょう。俳優たちもクリスもたくさんの仕事を抱えているので、日程の調整を試みています」と、ウォルデンは話している。

FOXは、『24 -TWENTY FOUR-』のリミテッド・シリーズとなる『24-リブ・アナザー・デイ』が昨年成功したことを受けて、やはり人気シリーズだった『Xファイル』にも復活の芽はあると考えている模様。続報を楽しみに待ちたい。(海外ドラマNAVI)

Photo:『Xファイル』主演 ジリアン・アンダーソンとデヴィッド・ドゥカヴニー
(C)amanaimages