米大手ストリーミングサービスNetflix、日本でも今秋サービス開始

海外ドラマNAVIのニュースで取り上げることの多い、アメリカの大手ストリーミング配信会社Netflix。同社は、日本でも今年の秋にサービスを開始すると発表した。

【関連記事】なぜ米国業界はTVドラマ製作に巨費を投じ続けることが可能なのか!?

Netflixは、インターネット接続環境下で映画やTV番組を視聴可能にする有料サービス。スマートTVやタブレット、スマートフォン、PC、ゲーム機などの端末で利用ができる。

現在、約50カ国で5700万以上のユーザー数を獲得している同社は、まさにストリーミング配信の最大手。現在は海外への拡張を積極的に推し進めており、来月にはオーストラリアとニュージーランドでサービスが開始される。アジアは最後に残された巨大な未開拓市場であり、日本はその最初の足がかりとなるようだ。

同社によれば、日本におけるサービス開始時点で、日本の人気映画・TV番組のほか、アメリカで昨年12月から配信が始まった新作『Marco Polo』や、同社が製作中の『Sense8』『Marvel"s Daredevil』といったオリジナルドラマなどを配信する予定。家電メーカーやコンテンツ権利元と緊密な連携をとるために、東京オフィスが近日オープン予定となっている。

利用料金や作品のラインナップは、後日発表するとのこと。

ちなみに、日本におけるストリーミング配信サービスは、2011年にサービスが始まったHulu(現在は日本テレビがサービスを継承)や、ケーブルTVの最大手J:COMによるJ:COMオンデマンドなどがすでに存在する。とはいえ、まだまだ成長途上の領域であり、Netflixの日本上陸が新たな旋風を巻き起こしそうだ。(海外ドラマNAVI)

Photo:Netflix本社
(C)amanaimages