イギリス貴族一家と使用人たちの人間模様を描いた英ITV局の大人気ドラマ『ダウントン・アビー』。本作品で、先代グランサム伯爵未亡人のバイオレットを演じ、さまざまな賞に輝いたマギー・スミスが、次のシーズン6をもって降板するかもしれない。
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本国イギリスのみならず、アメリカでもハマっている人が続出のこの人気番組は、どちらの国でもシーズン5までの放映が終了しているが、実はこのところ、次のシーズン6で番組自体が終了するのではという噂が流れている。それは、本作品のクリエーター、ジュリアン・フェロウズの次のプロジェクトとして、米NBCの時代劇ドラマ『The Gilded Age』の製作が決定しているが、『ダウントン・アビー』が終了しない限り、フェロウズはこの次回作の製作を開始しないのでは、という憶測によるもの。
しかし、米TV Guideによると、マギーは英Times of Londonのインタビューで、「番組が終了するという話はあるけど、私自身、最後がどうなるか見届けることはできないと思うの。番組の舞台は、すでに1920年代後半となったわ。私が演じるバイオレットは、そろそろ110歳ぐらいになるんじゃないかしら」とユーモアを加えながら語り、番組の終了とは関係なく、シーズン6を最後に降板する意志があることを明らかにした。
圧倒的な存在感のバイオレットが、番組からいなくなるのは考えられない! 降板が実現しないことを祈りたい。(海外ドラマNAVI)
Photo:『ダウントン・アビー』
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