『アベンジャーズ』『X-MEN』『スパイダーマン』など数々の大ヒットアメコミ映画を生み出してきたマーベルが新たに製作したスぺクタクル・アクション超大作『ファンタスティック・フォー』の日本公開が今秋10月9日(金)に決定した。
【関連記事】『Marvel"s Agents of S.H.I.E.L.D.』シーズン開始後の途中報告&速報!!
"ファンタスティック・フォー"は、世界レベルのメガヒット作を送り出してきたマーベルが、最初に創り上げた伝説のヒーロー・ユニット。X-MEN、アベンジャーズ結成よりも前の1961年に、スタン・リーとジャック・カービーによって生み出されて以来、原作コミックの売上数は1億5,000万冊以上にものぼり、その歴史は50年を超えるマーベル最長寿コミックだ。
主人公の4人は、どこにでもいそうなごく普通の若者たち。ある国家機密の実験による大事故で、肉体に信じがたい「変化(パワー)」がもたらされる。リード・リチャーズはゴムのような伸縮自在の強靭な体を、ジョニー・ストームは瞬時に灼熱の炎へ変化させ、空を飛べる体を、ベン・グリムは圧倒的怪力と鋼鉄のような頑丈な岩の体を、スー・ストームは透明化する体をそれぞれ手に入れ、この異変にとまどい、悩み、やがて自らの使命を受け止め、"ファンタスティック・フォー"として立ち上がる姿が描かれる。
その"ファンタスティック・フォー"の面々を演じるキャストだが、リード・リチャーズ役に第87回アカデミー賞5部門ノミネートを果たした『セッション』のマイルズ・テラー、ジョニー・ストーム役に『クロニクル』のマイケル・B・ジョーダン、ベン・グリム役に『ジャンパー』『リトル・ダンサー』のジェイミー・ベル、そしてスー・ストーム役には『トランセンデンス』や『ハウス・オブ・カード 野望の階段』のケイト・マーラと、"伝説のヒーロー・ユニット"の名にふさわしい気鋭の若手俳優たちが名を連ねている。
監督はSFアクション映画『クロニクル』で、当時28歳の若さで鮮烈なデビューを飾ったジョシュ・トランク。トランク監督は「原作では子供時代のリードの姿に特に刺激を受けた。今回、リードの物語をこの映画で描きたいと思ったんだ」と本作への熱意を語り、さらに「原作者スタン・リーに本作の構想を相談したことがあった。作品への僕のこだわりを話したんだ。僕が本気なことを喜んでくれて、ファンタスティック・フォーを現代に蘇らせるアイデアに共感してくれた。彼の賛同を得られて、本当に嬉しかった」と、本作はファンタスティック・フォーの生みの親でありアメコミヒーローの神様、スタン・リー公認であること明かしている。
世界中で愛され続けてきたヒーロー・ユニット"ファンタスティック・フォー"の活躍を描く映画『ファンタスティック・フォー』は、10月9日(金)TOHOシネマズ日劇ほか、全国ロードショー(海外ドラマNAVI)
Photo:『ファンタスティック・フォー』
(C)2015 MARVEL & Subs. (C)2015 Twentieth Century Fox