『ターミネーター:新起動/ジェニシス』超チャーミングなエミリア・クラークに突撃インタビュー!

日本でも7月10日(金)に公開した、映画『ターミネーター:新起動/ジェニシス』。本作でサラ・コナー役に抜擢されたエミリア・クラークの魅力をご紹介します!

――既に『ゲーム・オブ・スローンズ』のデナーリス役で世界中で有名なエミリアさんですが、今回のサラ・コナー役で、また違った一面を我々に見せてくれました。どちらも「意志の強い女性」を演じていて、非常に上手だなと感じるのですが、ご自身にも心の中に強い芯や、このキャラクターたちに共通する気持ちがあると思いますか?

実は、それについてあまり考えたことがなかったんですけど、今回の映画のPRでインタビューを受けていく中で、本当にたくさんこの質問を受けるんです。それで、「じゃあ私の中にそういう芯の強さがあるのではないか?」と思い始めているところなんです(笑)。とにかく、「私はいい俳優になりたい!」とずっと思っていますし、一生懸命やればそれに到達できるんじゃないかなという強い想いが自分の中にあります。そういう意味では一生懸命さというか...、私がそういう一生懸命な人間で、芯の強い人間に憧れてる部分もあるので、その想いが、こういったキャラクターの役柄を演じたときに出て来るんじゃないかなと思っています。

――ターミネーターは、シリーズ誕生から30年以上愛され続ける超人気シリーズですが、実際にこの仕事の話が来た時にどういう印象を受けましたか?

本シリーズは、世界中の誰もが知っている作品です。特にシリーズ第1作目と2作目は大ヒットしていて、誰もが観たり聞いたりして知っている作品ですよね。私ももちろんこの作品は大好きで、もうサラ・コナーに憧れて育ったわけですから、今回のオファーが来たとき、とにかくスリルを感じたし、本当に興奮しました!

――今回の登場シーンで「命が欲しければ車に乗って!」と言うシーンがあり、1と2を観た人にとっては印象的なシーンだったのですが、ご自身ではあの台詞を言う時にどのような気持ちだったのでしょうか?

とにかく興奮していて、そして同時にものすごい緊張をしていたんです。この作品の撮影の中で一番緊張した日、一番恐れていた日でした。だからちょっと緊張をほぐすために、色んな言い方を試して、ワザとみんなを笑わせようと、ちょっとフザけてみたんだけど、あんまりそれがウケなくて(笑)。「真面目にちゃんとやって」と言われ、ちゃんとやりました。

 

――何回くらいでOKになったのでしょうか?

かなり(笑)。台詞だけじゃなくて、トラックで、銃もあって、アクションも...ということで、結構......かなりのテイクでした。

――先程、会見を見ていてシュワルツェネッガー氏ととてもいい関係だなと思ったのですが、共演された印象と、一番心に残っているシーンや撮影の裏話など教えてください。

本当に自分は幸運の持ち主だと思うんです。あれだけ有名な方と仕事ができるんですから。私が子供の頃、彼はボディビルダーで、ムービースターで、物凄い人っていうイメージでした。今回実際に一緒に仕事をしたことで、本当に人間的な優しさがあったり、そしてあれだけ超有名な方なのに非常に謙虚な部分もあったりと。彼のことをとっても尊敬していますし、本当に知的で非常に道徳観の強い方だということもわかりました。共演できたことは本当に最高です。一緒のシーンはとても楽しかったです。アクションや銃を使って撃ちまくるというようなシーンも面白くて楽しかったんですけど、やはり彼と心を通わせるだとか、そういう演技の部分が一番楽しかったと思います。またジョン・コナーと戦いをしていて、私のために自分を犠牲にする、というシーンはとっても素敵でした。あとは、カイル・リースをやっつけるようなところ、そういう面白い場面もとっても楽しかったです。

――『ターミネーター』シリーズは伝統がありますし、プレッシャーもあったと思うのですが、どのように克服されたのでしょうか?

プレッシャーはもちろんありました。直視できないような...もう本当に、今までも私は何故か、そういう役ばかりを、プレッシャーの多い役ばっかりを選んできました...。『ゲーム・オブ・スローンズ』のデナーリスは、とても有名な原作の、みんなが大好きなキャラクターだし、ブロードウェイでは『ティファニーで朝食を』の、あのオードリー・ヘプバーンが演じた役でしたし。常にそういうプレッシャーが圧し掛かるような、他の俳優が有名にした役を演じることに、本当にプレッシャーがあるんです。でもそれを乗り越えるためには、自分をキャスティングしてくれた人を信用する! 私に対してなにか見出してくれたのだなと信じてやります。自分としては、一歩一歩、その日その日の仕事をしていくしかないと思うんですね。そしてまた、脚本家や他の俳優さん、監督からできるだけの情報を得て、そしてクリエイターたちのビジョンを信用してやっていく。で、あとはもう運命に任せます。そして、観てくれた人たちが気に入ってくださるかどうか。これはもう天に任せるしかない(笑)。

 

――本作でのサラ・コナーという女性は、9歳の時に人生を運命づけられ、人類を救うための大事なキーパーソンですが、ご自身の中でどのようなストーリーを作り上げて、この役を演じたのでしょうか?また、もしご自身がサラ・コナーと同じ立場に陥ったらどうしますか?

色んな役を今までにやってきて、やはり、非常に大きな運命を背負わされているような、普通の人間にはちょっと到底理解できないような、そういうものが結構あるんです。具体的に、じゃあ俳優はどうやってそういう時に演じるのか...。どんな仕事に就いてる人もプレッシャーってありますし、チャレンジがあると思うんですね。たとえば、金融の仕事をしている友人がいますけど、そういう人たちは、立場や状況は違うけど、メンタリティとしては比較できますよね。そういうプレッシャーとか、チャレンジというものがあると思うんで、できるだけ、自分が理解できうる範囲でのその運命への対処の仕方とか、そういう同じ感情を自分の中で見つけるという作業をします。人間ってみんな同じような感情を持っているわけですから、それを何とか見つけ出すっていうことは出来るんですね。ただ、サラ・コナーの立場にもし本当に自分が置かれちゃったら、どうしましょう...って感じで(笑)。私は多分ハワイに逃げちゃう(笑)。人類の行く末は放っておいて。ピニャコラーダ、お酒飲みます(笑)。

――先程、シュワルツェネッガー氏との共演は大変素晴らしかったというお話でしたが、カイル・リース役のジェイ・コートニーとの共演はいかがでしたか?

はい。楽しかったです。私も彼も、このシリーズに新しく参加したという点で同じラインにいるということで、とても共感を覚えていました。アーノルド・シュワルツェネッガーに比べたら、二人ともまだまだ全然短いキャリアですし。ただ、ジェイはアクション映画に出た経験があって、私がちょっとアーノルドには聞けないようなこと、そう、ちょっと恐れ多くて聞けないな...っていうような時は、彼にアドバイスを求めたりしました。しかも今回のようにサラとリースの、ちょっとロマンチックな関係っていうね(笑)、そういう二人の関係っていうのは、時には非常にいい関係になる。でも、時にはすっごくやりにくく、悪くなるっていうケースと、2パターンあるんですけど、幸いにも今回はとっても良く、いい関係でした(笑)。

――最後に、初来日とのことですが、日本は気に入りましたか?

はい! 私の家族全員、もう日本に凄い憧れがあって。ですから「これやりなさい!」リストをもらって来たんですね。で、日本に着いてから、昨日は京都に行きました。お寺を見たり、お茶会に行ったり、500年の老舗のお蕎麦屋さんに行ったり、着物を見たり、芝居を見たり...、あ! カラオケにも行きたいです(笑)。あと、食べ物が最高!

――ちなみに、何かお気に召した食べ物はありますか?

寿司、ウニ!(笑)

 

エミリアがサラ・コナー役を演じる最新映画『ターミネーター:新起動/ジェニシス』は、現在大ヒット上映中!


Photo:映画『ターミネーター:新起動/ジェニシス』 エミリア・クラーク
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