青森ねぶた祭り前夜祭セレモニーで、ついにスター・ウォーズねぶたがお披露目!

12月18日(金)に全国ロードショーを迎える『スター・ウォーズ』シリーズ最新作、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』。本作の関連イベントとして、ルーカスフィルム公認のスター・ウォーズねぶたが製作されることは当サイトでも以前お伝えしたとおり。そして、8月1日(土)に行われた青森ねぶた祭の前夜祭セレモニーにおいて、ついにその完成した姿が披露された。

世界的にも知名度が高く、国の重要無形民俗文化財でもある青森ねぶた祭。今年はスターウォーズねぶたの話題もあったためか、当日の13時から優先観覧エリア整理券が配布されるも僅か25分で配布終了。前夜祭セレモニーの会場となった青森市の青い海公園特設ステージには、約3万人もの大観衆が集まった。

はじめに、ねぶた制作者を代表し、ねぶた師の北村春一さんが今回の制作について「下絵の段階からねぶたをよく研究しキャラクターを克明に再現するだけでなく、ねぶた独自の技法との表現を理解し尊重してくださったスタッフの皆さんに深く感謝します」とコメント。

そして、ついにスター・ウォーズねぶたが初お披露目を迎え、一番最初に登場したのは「ドロイドねぶた」。完成度の高さに加えて、お馴染みの人気キャラクターが描かれたねぶたに歓声が沸き起こった。また、この日はR2-D2が応援に駆け付けており、自分が描かれているねぶたの晴れ姿に満足している様子だった。次に登場したルーク・スカイウォーカーとヨーダが描かれた「ジェダイねぶた」の後、どこからか「コーホー...」という呼吸音と共に、おなじみのテーマ曲に乗ってダース・ベイダーとストームトルーパーが会場に出現。そしてダース・ベイダーの合図をきっかけに「シスねぶた」が登場した。見事なデザインに加え、この演出に会場から大きな拍手が湧き起こった。そして最後に、この日までそのデザインも極秘とされていた「フォースの覚醒ねぶた」が登場。12月に公開される最新作に基づき、左にはヒロインのレイ、右には人気沸騰中の新キャラクターBB-8、中央には新たな3部作の悪役と発表されたばかりのカイロ・レンがデザインされており、ひときわ大きな歓声が上がった。

全てのねぶたが勢ぞろいし、いよいよ会場の盛り上がりが最高潮となったところで、青森工業高校ねぶた研究会によるスター・ウォーズねぶた4台を使ったデモンストレーションが開始。『スター・ウォーズ』のメインテーマが流れる中、4台のねぶたが前後左右に移動し回転。一斉に動き出す4台のねぶたの大迫力に会場中は終始釘づけ。こうして観客の興奮も冷めやらぬまま、前夜祭セレモニーは幕を閉じた。

このスター・ウォーズねぶたは今後、8月2日(日)から7日(金)までの「青森ねぶた祭」開催期間中、ワ・ラッセ展示スペース(要入館料)とワ・ラッセ屋外の西側広場にそれぞれ2台ずつ、ローテーションを組みながら展示される。

徐々に公開の近づく映画『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』は、12月18日(金)全国ロードショー。(海外ドラマNAVI)

Photo:スター・ウォーズねぶた
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