来週の9月2日(水)、いよいよ日本でもサービス開始となるNetflix。同日より、マーベルの本格アクションドラマ『デアデビル』、『マトリックス』のラナ&アンデイ・ウォシャウスキー姉弟監督によるSFドラマ『Sense8』、エミー賞をはじめ数々の米TVドラマ賞を総なめにした『オレンジ・イズ・ニュー・ブラック』シーズン1~3など数多くのNetflixオリジナルシリーズが配信される。また、『TERRACE HOUSE BOYS & GIRLS IN THE CITY』『アンダーウェア』といった日本独自のNetflixオリジナルのコンテンツも配信されるが、新たに、第153回芥川龍之介賞を受賞した又吉直樹作「火花」も映像化され、来年独占配信されることになった。
お笑いタレント又吉直樹による初の中編小説「火花」は、彼の本格小説デビュー作で、純文学とエンタテインメント両方の要素を兼ね備えつつ、人間の根本を描き切った青春小説の傑作。芸人の著書として史上初めて芥川賞を受賞しただけでなく、累計発行部数230万部突破の大ベストセラーとなっている。
初映像化について、作者の又吉は「どうなるのか僕も楽しみです。早く見てみたいです!」とコメント。Netflix K.K. 代表取締役社長のグレッグ・ピーターズは「Netflixは、素晴らしいストーリーが世界を繋ぐというビジョンを信じ、常に皆様に最高のコンテンツをお届けしたいと思っております。日本にたくさんあるストーリーの中でも、以前より又吉直樹さんの『火花』をぜひNetflixにて映像化したいと思っておりました。この度、弊社で映像化し、日本、そして世界で配信できることになったのを心より嬉しく思っています」と語っている。
TVシリーズの『ハウス・オブ・カード 野望の階段』や『オレンジ・イズ・ニュー・ブラック』がエミー賞の常連作品となり、ドキュメンタリー『Virunga(原題)』がアカデミー賞長編ドキュメンタリー賞にノミネートされるなど、良質なオリジナルコンテンツを世に送り出しているNetflix。今後はアカデミー賞受賞作『グリーン・デスティニー』の続編、ブラッド・ピット製作・主演作『ウォー・マシーン』といった長編映画の配信も控えている。(海外ドラマNAVI)
Photo:又吉直樹/「火花」
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