『Doubt』キャサリン・ハイグルの相手役はスティーヴン・パスカルに決定

キャサリン・ハイグルがTVシリーズ復帰を懸けて米CBSの法廷ドラマ『Doubt(原題)』の主演に挑むことはすでにお伝えしたが、その相手役ビリーとしてスティーヴン・パスカルが起用されたことが分かった。米Varietyが報じている。

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この作品は当初、『プライベート・プラクティス 迷えるオトナたち』のケイディー・ストリックランドを主役セイディー役に、そして『マスターズ・オブ・セックス』のテディ・シアーズを相手役のビリーに配してパイロット版を製作するもうまくいかず、このほど主演カップルのキャストを入れ替え、脚本を改良して新たなパイロット版を製作することになった。脚本は『グレイズ・アナトミー 恋の解剖学』の脚本家を務めたトニー・フェランとジョアン・ラターが手掛け、監督は大ヒット・シリーズ『ブレイキング・バッド』を指揮したアダム・バーンスタインが務める。

スティーヴンが演じるのは、数年前に15歳の少女を殺害した容疑で起訴された小児外科医ビリーで、弁護人となった主人公セイディー(キャサリン)と密かに恋愛関係に陥るという役どころだ。スティーヴンはTVシリーズ『Do No Harm(原題)』の神経科医ジェイソン・コール役、『レスキュー・ミー NYの英雄たち』の消防士ショーン役を演じた陰のあるイケメン俳優で、最近では『グッド・ワイフ』、米Netflixの『Bloodline(原題)』などに出演している。

なお、主演カップルは交替したが、旧パイロットに出演していたデュレ・ヒル、ドリーマ・ウォーカー、エリオット・グールド、ラヴァーン・コックスといった弁護士事務所の仲間たちを演じた顔ぶれは、そのまま据え置かれるという。

相手役も決まり、万全の布陣で復活に挑むキャサリン。その健闘を祈りたい。(海外ドラマNAVI)

Photo:スティーヴン・パスカル
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