『ガタカ』『ロード・オブ・ウォー』のアンドリュー・ニコル監督とイーサン・ホークのコンビで描く野心作『ドローン・オブ・ウォー』(原題:GOOD KILL)が、10月1日(木)よりTOHOシネマズ六本木ほかにて全国ロードショーとなる。
本作は9.11同時多発テロ以降、対イラク、アフガニスタンの武力勢力の一掃を目論み、軍事開発されたドローンと、ドローン操縦士の日常に焦点を当てた現代のアメリカにおける戦争の知られざる真実を暴きだした問題作。
主演のイーサン・ホークが演じたドローン操縦士トミー・イーガンに寄り添う妻、モリ―を演じるジャニュアリー・ジョーンズの場面写真が解禁となった。
『MAD MEN マッドメン』のベティ役で知られているジャニュアリー・ジョーンズ。彼女は1990年代に女優としてキャリアをスタートさせると、TV、映画で多数の作品に出演。2007年からは人気ドラマ『MAD MEN』のベティ役で注目され、2009年、2010年と2年連続でゴールデン・グローブ賞の女優賞にノミネートされた。近年では、『アンノウン』や『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』などに出演し、その華やかなルックスと確かな演技力で確固たるキャリアを築いている。
ジャニュアリーは、昼はエアコンの効いたコンテナの中から何人もの人々をクリック1つで殺害し、夜にはマイホームで家族とディナーを楽しむというリアリティのない生活と度重なる過酷なミッションに精神を蝕まれ、壊れていく夫トミーの姿に「何も出来ない無力な女性」とモリ―の心情について触れながら、"現在の戦争"がドローン操縦士のみならず、その家族にも影響を及ぼしている事実に「今まで知らなかったことに気づいてほしい」と本作に出演しての感想を述べている。
イーサン・ホークとジャニュアリー・ジョーンズが夫婦を演じる映画『ドローン・オブ・ウォー』は、10月1日(木)より全国ロードショー。(海外ドラマNAVI)
Photo:『ドローン・オブ・ウォー』
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