『ウォーキング・デッド』クリエイター、「シーズン6はこれまでで最も強烈な内容」

ゾンビによる終末世界を描く米AMCの超人気サバイバル・ドラマ『ウォーキング・デッド』。米AMCで10月11日(日)より放送開始となるシーズン6は、これまでで最も強烈な内容になるようだ。

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米Varietyによると、10月8日、原作者であり本作のクリエイターを務めるロバート・カークマンが、ニューヨークで行われたコミコンに出席し、次のように語ったという。「『ウォーキング・デッド』の新しいシーズンは、これまでで最も強烈なものになる。初めの数話がかなり派手な内容になるし、どのエピソードも最後に、手に汗握るようなハラハラドキドキのシーンがあるからね」

カークマンはしかし、リックたちがシーズン5時点で身を置く共同体、アレクサンドリア以外の場所も登場するかという質問に対しては、「その質問には答えられないな」と沈黙。原作のキャラクター、ニーガンがシーズン6で登場するのかについても、「彼をドラマに出したらクールだね。だけど、それがいつになるかは言えないんだ」と明言を避けた。

なかなか新シーズンの情報が明かされないものの、レニー・ジェームズ演じるモーガンが、大きな役割を果たすことになるという。「モーガンが戻ってくるのに時間はかかったけど、原作の中でも復帰するから予定していた通りだよ。レニーはこれから忙しくなるんだ」とカークマン。

さらに、マギー(ローレン・コーハン)にも変化があるようだ。「マギーは自己主張をするようになり、アレクサンドリアの住民とリックのグループとの間に溝を生むことになるんだ」と製作陣が語っている。

本作に続き、ロサンゼルスに舞台を移したスピンオフの『Fear the Walking Dead(原題)』も、8月から9月にかけてシーズン1が全米で放送され大ヒットを飛ばしている。今後、ヨーロッパやアジアを舞台にした新たなスピンオフが作られるかについて聞かれたカークマンは、「もしそんな計画があるとしたら、ここで言うわけにはいかないよ」と茶化しつつ、「『Fear~』の成功で、そういう需要があることはわかったけどね」と意味深なコメントを残している。

カークマンのコメントで期待がさらに高まる『ウォーキング・デッド』シーズン6は、日本ではFOXチャンネルにて、前半の8話が10月12日(月・祝)21:00から(※第1話は90分拡大版)、後半8話が来年2月から放送開始となる。(海外ドラマNAVI)

Photo:『ウォーキング・デッド』シーズン6
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