"ピーウィー・ハーマン"、『GOTHAM/ゴッサム』ペンギンの父親役に

"ピーウィー・ハーマン"のキャラクターで1980年代に人気を博したポール・ルーベンスが、バットマンの前日譚を描く人気ドラマ『GOTHAM/ゴッサム』において、ペンギンことオズワルド・コブルポットの父親を演じることがわかった。米Hollywood Reporterなどが報じている。

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この情報は、米ニューヨーク市で先週開催されたニューヨーク・コミコンにて明かされたもの。本作のパネルトークで、ペンギン(オズワルド)を演じるロビン・ロード・テイラーが次のように語った。

「ご存じの通り、オズワルドの母親は名女優のキャロル・ケインが演じています。父親のことはよくわからなかったけれど、確かに存在していて、まもなく登場するんです。演じるのはほかでもない、"ピーウィー・ハーマン"ことポール・ルーベンスですよ。僕のパパを彼が演じるなんて!」と、ロビンは興奮の面持ちで話している。

ポールは、アメリカで現在シーズン2が放送中の『GOTHAM』に、複数回ゲスト出演をするということだ。

赤の蝶ネクタイにスーツが印象的な"ピーウィー・ハーマン"というキャラクターを1980年代に作り上げて子どもたちの人気者になったポールだが、1991年にポルノ映画館で自慰行為をしたかどで逮捕、2002年にも児童ポルノを所持していた罪で逮捕され、社会に衝撃を与えた。それでも、最近は『ブラックリスト』にゲスト出演するなど再起を遂げている。面白いことに、1992年の映画『バットマン リターンズ』でもペンギンの父親を演じていた。

シーズン2では、バットマンでおなじみの悪役が次々と頭角を現すほか、意表を突く展開も話題になっている。また、『ザ・シールド ~ルール無用の警察バッジ~』のマイケル・チクリスが、ゴッサム署の新たな分署長として登場するなど、ますます盛り上がっているところだ。(海外ドラマNAVI)

Photo:ポール・ルーベンス
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