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親しみあるポワロ像を作り上げた熊倉一雄が死去

2015年10月19日 ※本ページにはアフィリエイト広告が含まれます

海外ドラマファンにとっては『名探偵ポワロ』の吹き替えでもおなじみだった熊倉一雄が、今月12日、直腸がんにより亡くなった。享年88。

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俳優のデヴィッド・スーシェともども、25年にわたり70話すべてでポワロを演じ続けた熊倉。デヴィッドの喋り方が原作の通り、ベルギー訛りで神経質な語り口であるのに対し、熊倉は柔らかい雰囲気とユーモアの利いた新たなポワロの声を作り上げ、デヴィッドからも「最もポワロの声に合う」と賞賛されたほどだった。

奇しくも、10月24日(土)からBSプレミアムで『名探偵ポワロ』のハイビジョンリマスター版が放送開始となる。もちろん、吹き替えは熊倉だ。第1話から再放送されるこの機会に、多くの人に愛された熊倉のポワロをまた味わってみてはいかがだろうか。

海外ドラマのほかにも数々の作品で私たちを楽しませてくれた熊倉のご冥福を心からお祈りしたい。(海外ドラマNAVI)

Photo:『名探偵ポワロ』
(c)ITV PLC

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海外ドラマNAVI編集部

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